食物栄養学科

食と健康の“今”と“未来”を考え、高度な専門教育と最新設備により、目まぐるしく進歩する知識と技術に対応できる管理栄養士の養成を目指します。
学びの特長
POINT 1 学習効果を上げるステップアップ式カリキュラム。
高校からの大学講義への導入は、“プレ科目”、管理栄養士に必須な“コア科目”、そしてコア科目の理解を深化させる“サポート科目”と大学4年間で無理のないステップアップ式カリキュラムを展開しています。また、高度な専門性重視の“発展科目”もあります。
POINT 2 国内トップレベルの施設と充実した教育環境。
管理栄養士に必要な知識と技術を身に付けるには、講義で学んだことを実験や実習で体験し、理解をより深めることが重要です。知識の実践の場である実験や実習の学習効果を高めるため、国内トップレベルの設備・施設、幅広い専門領域を持つ教員の配置など充実した環境で教育を行っています。
POINT 3 より確実な国家試験合格と卒業後の進路をサポート。
国家試験対策のための特別講義や模擬試験を実施することで高い合格率を誇っています。管理栄養士には予防から治療、基礎から臨床に及ぶ幅広い専門性とともに、豊かな人間性が求められます。卒業論文研究や総合演習を通して、専門性を高め、人間力を磨きます。
取得可能な免許・資格
資格によっては、基礎教育科目・専門教育科目以外に所定の科目を履修・修得する必要があります。
教員免許状
- □栄養教諭一種
諸資格・免許
- 栄養士
- 食品衛生監視員任用資格
- 食品衛生管理者任用資格
- ★管理栄養士
- △NR・サプリメントアドバイザー
- △健康運動指導士
注) | □: | 学業成績、その他により履修制限があります。 |
★: | 受験資格 | |
△: | 学科で学んだことが資格試験受験時に役立ちます。 |
管理栄養士国家試験合格状況
受験者数 | 合格者数 | 合格率(%) | |
---|---|---|---|
'19年度卒業生(第34回) | 202 | 197 | 97.5 |
'18年度卒業生(第33回) | 210 | 207 | 98.6 |
'17年度卒業生(第32回) | 217 | 213 | 98.2 |
'16年度卒業生(第31回) | 201 | 198 | 98.5 |
'15年度卒業生(第30回) | 214 | 202 | 94.4 |
※受験者全員が卒業論文または卒業演習に取り組みながら国家試験に挑み、高い合格率を維持しています。
実践教育・研究と地域貢献を目的とした栄養支援活動。
2011年夏より教員である管理栄養士や医師が栄養サポートステーション(NSS)を開設しました。近隣の開業医や病院と連携し、主に糖尿病や独居高齢者らを継続的に栄養支援する取り組みです。問診や身体計測、連携病院からの検査結果、食事調査などにより栄養アセスメントを実践し、丁寧に継続的支援を行ってきました。現在はNSSにとどまらず、訪問看護師やケアマネジャーとの連携による訪問栄養支援も始め、独居高齢者や認知症を伴う糖尿病の血糖管理を可能にし、その成果は種々の学会で発表しています。これらは地域医療を担う人材育成であり、大学が果たす地域医療貢献でもあります。
カリキュラム
卒業後の進路(年度卒業生)
就職率 99.0%
=
195人(就職者数)
197人(就職希望者数)
職種別就職状況
食物栄養学科 職種別就職状況(単位:人)
専門的・技術的職業 | 124人 |
---|---|
管理栄養士 | 89人 |
栄養士 | 7人 |
栄養教諭 | 6人 |
中学校教員※ | 1人 |
衛生監視員 | 1人 |
食品技術者(開発) | 4人 |
食品技術者(開発以外) | 8人 |
情報処理・通信技術者 | 7人 |
その他 | 1人 |
一般職 | 11人 |
総合職 | 33人 |
営業・販売職 | 22人 |
サービス職 | 1人 |
生産工程 | 4人 |
※中学校(家庭)・高等学校(家庭)の教員免許状は2018年4月入学者まで取得可能です。