今や、看過できないところまで来ている地球環境問題に対して、誰でもができることから第一歩を始めることが大切であると言われています。環境負荷低減に寄与する何かできることがあれば、そこから始めようではありませんか!
2005年度の生活環境学科の卒論発表会で「地球に優しい武庫川女子大学を目指して」の発表がありました。わたしたち後輩学生有志はこれに刺激を受けて、まずは学内で学生にできること、学生だからできること、行動しなければならないことなどがたくさんあることに気付き、何か少しでも出来ることから行動しようという機運が高まり、その結果、2006年春に学生と学科教員が参加する「学内環境問題を考え行動するグループ エコラボ」を立ち上げました。以来、環境問題に詳しい外部からのコンサルティングを得ながら勉強をし、活動仲間を増やしています。テーマもレジ袋、紙類、ペットボトル類、電気エネルギーなどの問題に拡げつつ全学的な活動に発展できたらと夢を大きく膨らませています。
2007年に入ってから、まず取り組む具体的テーマをビニールレジ袋の削減のため、「MWUマイバッグをつくること」と「活動のロゴとシンボルマークをつくること」を決めました。デザインは、5月中旬から学内で広く提案を募集しました。2007年10月の文化祭では、試作品を作製し展示発表しました。200年10月の文化祭でも展示を行いました。
詳細は、下記(活動実績を新しい順に掲載)をご覧下さい。
いつの日か、マイバッグを学内でみんなが普通に使用している、そんな素晴しい風景を夢見ながら活動しています。
エコラボメンバーを募集中
これからの活動としては、次のようなことを考えています。
・バイオディーゼル燃料に変える、機械導入の提案
・古紙回収・再生に向けての活動
・コンビニのレジ袋の削減
・学内の光熱費の削減
これらのことを活動することによって、学生が学ぶとともに、みんなのエコ意識を高めることが出来たらなと考えています。
人数が少ないので、メンバーをどんどん募集していきたいと考えています。他学科の学生さん達も含め、この活動に興味を持たれ参加してみたいと思われましたら、下記のアドレスまでご連絡してください。お待ちしています。
(エコラボ代表 mwu.ecolabo@gmail.com )
2008年度の文化祭での発表
2008年度の文化祭では、次のような発表を行いました。
・エコバック制作にあたっての、実物紹介・地球環境問題についてのパネル展示
・エコクイズの実施
・映画「EARTH」の上映
・立体緑化の展示
2タイプ11種のエコバッグの試作品を作製し、文化祭で展示発表
2007年10月20日(土)・22日(日)に開催された文化祭において、2007年5月から取り組んで来たオリジナル・エコバッグ2タイプ11種の試作品を作製し展示発表をしました。デザインは学内公募した優秀作品を尊重して、製作できるようにアレンジしたものです。試作品に寄せられた貴重なご意見などを反映させて「使いたくなるバッグ」の完成を目指して活動しています。(2007.10.27)
文化祭の様子(クリックすると拡大できます。)
エコバッグのデザインおよびグループのロゴ・シンボルマークの最優秀賞が決定
レジ袋を使わないよう、オリジナルのエコバッグを作ることにし、そのデザインを募集してきましたが、エコバッグのデザインおよびグループのロゴ・シンボルマークの最優秀賞が決定しました。(2007.7.30)
エコバックデザイン部門は12点、ロゴデザイン部門は3点、マークデザイン部門には4点の応募があり、それぞれで最優秀賞が選ばれました。
エコバッグデザイン部門は、ラインの色を変えることで老若男女多くの人に対応可能な、黒地にラインのみというシンプルなデザインにした早瀬祥子・生活環境学科副手の作品=写真左=が選ばれました。
ロゴデザイン部門は、武庫川女子の「M」の字を背景に「ECOLABO」のロゴを自然を表す緑の葉の葉脈に見立てた短大生活造形学科2年伊藤梨紗さんの作品=写真右=を選出。
マークテデザイン部門では、「エコラボの活動がエコへの意識を高めることへ一石を投じる役割を果たしてくれれば」という思いから、一石を投じた後の波紋をイメージした大学生活環境学科2年の松野菜々生さんの作品=写真中=が最優秀賞に選ばれました。
エコバック部門では、最優秀賞のほかにも「使いやすいで賞」2点や「かっこいいで賞」2点も選ばれました。今後はエコラボ参加学生が選ばれた作品を実際に使ってみてモニター調査をして改良を重ね、最終的には文化祭で行われる学生投票で最終決定します。完成後は、エコラボメンバーが学内でエコバックを使うよう積極的に呼びかけていくことにしています。
エコバッグおよびシンボルマークのデザイン募集 <終了しました>
環境省の調べによると、1人が1年間で使用するレジ袋は、なんと230枚。買い物の際に、エコバッグを用意しておけば、レジ袋は不要になります。レジ袋は、つくる際にも、再生・破壊する際にも、CO2を排出しています。
私たちは、レジ袋を使わなくてよいエコバッグ利用を普及させることにより、環境負荷低減に少しでも寄与することを目的として、武庫川女子大学オリジナルエコバッグを創ることを決め、そのデザインを募集することとしました。
また、今のところ武庫女の大環・短生の学生と教員・助手で作っている学内環境問題を考え行動するグループ“エコラボ”のロゴおよびシンボルマークのデザインも同時に募集します。
・バッグのデザイン部門 | |||
最 優 秀 賞(1点) | 5,000円分の図書券 | ||
使いやすいで賞(2点) | 2,000円分の図書券 | ||
かっこいいで賞(2点) | 2,000円分の図書券 | ||
・ロゴおよびシンボルマークのデザイン部門 | |||
最 優 秀 賞(2点) | 5,000円分の図書券 | ||
佳 作(2点) | 2,000円分の図書券 |
6月15日〜27日 | 一次選考 | |
7月〜9月初旬 | 一次選考作品をベースとした試作品の製作 | |
9月中旬〜10月初旬 | 募集したモニターによるエコバッグのモニタリングをし、評価を反映させた最終提案品を製作 | |
10月19〜21日 | 文化祭での無作為投票 | |
10月下旬 | エコバッグ最終提案決定と発表 |