生活環境学科・生活造形学科 2006年度のトピックス

  大学生活環境学科、短大生活造形学科の2006年度のトピックスです。
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最近のトピックスや2006年度以外のトピックスは、コチラ

海外研修を行いました。(2007.4.4)
 大学・生活環境学科と短大・生活造形学科では、2007年3月26日(月)から4月4日(水)の日程で、2006年度の海外研修を行いました。参加者は29名で、訪問先は、スペインのバルセロナ、フランスのカルカソンヌ・プロバンス地方、イタリアのミラノでした。
海外研修のページ

今年度の卒業生2人が3月20日・21日、成績優秀な商業施設士補の資格取得者として表彰されました。(2007.3.22)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 学生活環境学科の吉岡由起さん(4年生)と短大生活造形学科の藪友香子さん(2年生)が、商業施設士補の資格を認定している商業施設技術者・団体連合会から、成績優秀者として表彰されました。

 今年度卒業した学生15人(大学11人、短大4人)が商業施設士補の資格を持っていますが、本学学生では初めて吉岡さんと藪さんが優秀成績者として表彰されました。吉岡さんは3月20日、藪さんは3月21日にそれぞれ表彰状と記念品を授与されました。

 商業施設士とは、私たちが日常利用している商業施設の運営管理システムや店舗の構成・デザインなどを総合的に計画し、監理する専門家です。商業施設士補は、認定校において要件を満たす者に対して付与される資格です。本学では、大学生活環境学科生活デザインコースと建築デザインコース、短大インテリアコースにおいて、必要単位を修得したのち、(社)商業施設技術者・団体連合会が実施する講習会を受講することで商業施設士補の資格が取得できます。

 吉岡さんは「専門知識を得たくて資格取得の勉強をしました。いろんな施設がありますが、私は商業施設に最も興味があったからです。商業施設の設計やデザインの仕事は資格がなくてもできますが、やはり資格を持って仕事をしたいと思っていました」「卒業後は、企業の商業施設設計部門で仕事をします。経験を積んで商業施設士と二級建築士の資格にもチャレンジしたい。使う人やその時々の流行、時代に求められているものを取り入れ、提案できる専門家を目指します」と話しています。

 藪さんは「もともと店舗デザインに興味があって、短大入学前から資格を取りたいと考えていました。将来は、例えば個人のショップなどで、クライアントさんの思いを形にするお手伝いとなる仕事をしたい。そして、そのショップにくるお客さんが、一歩足を踏み入れた時、クライアントの思いが伝わるようなものを作りたいですね」と話していました。

学生作品集2006ができあがりました。(2007.3)
 大学・生活環境学科と短大・生活造形学科の学生さんの日頃の授業の作品を集めた「学生作品集2006」ができました。1年次から高学年までの様々な授業で制作された作品の中から優秀なものを本人のコメントとともに収録しています。また、課外活動の成果や卒業研究・博士論文の成果も収録しています。

西宮の産学官連携事業の発表会で、生活環境学部の谷敬子助手がデザインした洋菓子のパッケージが発表されました。(2007.3.22)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 商業団体のリーダーや次代を担う若手経営者らが“繁盛店つくりの技術”を学ぶ「西宮あきない塾」(主催:西宮市、西宮商工会議所、西宮市商店市場連盟)の逸品発表会が3月5日夜、西宮商工会館で開かれ、生活環境学部助手の谷敬子さん(写真右の左側)がデザインした洋菓子店「ベルン」の焼き菓子のパッケージを、同店常務の倉本洋一さん(同右側)が発表しました。

 谷さんは昨年12月から、ボールの形をした「ベルン」の焼き菓子「想いdeキャッチボール 甲子園発」のパッケージを作る企画に参加しました。このお菓子は<倉本さんのお父さんから息子へ製法が伝わり、販売者が心を込めて作った製品がお客さんへ伝わる>ように、それぞれの想いをキャッチボールのように伝えていきたいという願いを込めて名づけられました。パッケージは完成品ではありませんが、甲子園球場をイメージした円筒形の側面は蔦を表す緑色で、小さな葉っぱ2枚が取り付けられています。上部にはグラウンドが描かれた可愛いデザインです=写真左=。

 谷さんは「倉本さんの『思い繋いでいきたい』というイメージを大切にして、見ていて懐かしいと感じるようにデザインしました」と話しています。

 「西宮あきない塾」講師の船瀬裕文さんは「全国から大勢のファンがやってくる甲子園球場をモチーフにしたのは、すごいアイデア。谷さんは思いをさらに詰めて、是非ともパッケージを完成品にしてください」と講評しました。

生活環境学科新2年生のコース分けが決定しました。(2007.2.22)
 生活環境学科の学生は、2年次から、生活デザインコース、アパレルコース、建築デザインコースの3つのコースに分かれます。2006年度入学生(2007年度新2年生)の2年次からのコース分けが決まり、全員が希望通りのコースに配属されることになりました。

卒業研究発表会が行われました。(2007.2.15)

 2007年2月15日(木)、生活環境学科4年生の、卒業研究発表会が行われました。口頭発表とポスター発表の2つの方法で、研究発表が行われました。口頭発表では、パソコン(パワーポイント)を使ったりしながら、スクリーンに呈示してのプレゼンテーションを行い、終了後聴衆からの質問への受け答えをしました。ポスター発表では、印刷された発表用のポスターや製作物を示しながら、周りに集まった聴衆に研究成果の説明をしました。

口頭発表 ポスター発表

「ユサンバコ」って何のことかご存知ですか? 生活環境学科の三宅正弘助教授が遊山箱についての本を出版しました。(2007.1.29)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 遊山箱(ゆさんばこ)は、徳島に伝えられた節句のお弁当箱のことです。遊山は山野に遊びに行くこと。その時に携えていく箱だからお弁当箱。徳島の人々は、桃の節句(徳島では1か月遅れの4月3日ごろ)になると、この風流な名前の箱を持って野山に向かいました。赤、青、黄とカラフルな箱に、動物や花、人物など様々な模様が描かれています。

 遊山箱には徳島の女性の幼い日の思い出が一杯詰まっていますが、最近は徳島でも余り見かけなくなりました。以前に徳島大学に勤務していた生活環境学科の三宅正弘助教授は、遊山箱に関心を抱いて研究、昨年1月から徳島新聞で連載し、昨年12月にその文章をまとめて「節句の弁当箱 遊山箱」(B6判、171ページ、1200円、徳島新聞社発行)=写真=を著しました。

 本の構成は第一章「徳島・遊山箱の平成18年」、第二章「遊山とは何か」、第三章「遊山箱の変遷」、第四章「遊山箱を作った人たちの技術と徳島の街」、終章「文化をはぐくむ街・徳島 産地から消費地へ」。庶民の日常生活から農村文化を見詰め直した内容ですが、色とりどりの遊山箱のカラー写真を見ているだけでも楽しくなってきます。

 表紙の題字は、日本語日本文学科の西山明美助教授(雅号・藤田朱雀)が書きました。

学生がデザインなどを担当した「環境レポート2006」が西宮市から刊行されました。(2007.1.24)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
西宮市は平成17年度から新環境計画がスタートしたことに合わせ、市民・事業者・行政の環境に関する取り組みをまとめた「環境レポート2006」(A4判、23ページ)をこのほど発刊しました。環境学習年宣言のパートナーシップの精神を生かして、編集は市民や事業者、専門家などによる「環境レポート作成委員会」があたることになり、その代表に本学生活環境学科の黒田智子・助教授が就任しています。

 この環境レポートを市民に親しんでもらえるよう、若い感性をデザインに反映させたいと、市は学生にデザインを依頼。表紙=写真左=のデザインは同学科3年生の野間春菜さんが、4,5ページ見開きの「西宮の概況・学びのポイント」のイラスト=写真右=は同4年生の吉岡由紀さんが担当しました。

 学生らは今後も「環境レポート」作成に協力、取材や編集などのお手伝いもしたいと張り切っています。

生活環境学科4年の中西直美さんがHondaキルトフェアで2007で入賞しました。

 生活環境学科4年の中西直美さんが、卒業研究で制作した「甲子園会館の模様をモチーフにしたデザイン 〜テキスタイルを使ったインテリア〜」の一連の作品の中の、50cm×50cmのキルト(写真)が、Hondaキルトフェアで2007で入賞しました。作品は、次の会場で展示されました。
 

2007年1月19日(金)〜1月22日(月)
  東京国際キルトフェスティバル(東京ドーム)、Hondaブース
2007年1月24日(水)〜1月27日(土)
  Hondaウェルカムプラザ青山

西宮市船坂地区の古民家修復
 2006年秋より、西宮市北部の船坂地区にある茅葺き屋根の古民家を修復しています。地域の皆さん,建築事務所さん,古材屋さん,そして私たち生活環境学科の学生有志で,土まみれ砂まみれになりながらの,楽しい修復作業です。
 ふつうなら教科書でしか見ることのできない古い構法や仕口を,プロの方に直接教えていただき,毎回感動しながら勉強しています。
 できあがるのはまだ何年も先ですが,毎月変わっていく姿を楽しみにして多くの方々と一緒に作業しています。

キッズ ドリーム ウェ アー ファッションショー」に可愛い子供服を出品しました。(2006.11.30)

 大学生活環境学科の5名(3年生)と短大生活造形学科5名(2年生)の学生達が、11月25日(土)神戸ファッション美術館5階オルビスホール(開演16:30)で 開催された「KOBE KIDS FESTA 2006:キッズ ドリーム ウェ アー ファッションショー」に可愛い子供服を制作し出品(6点)しました。
 この催しは今年で3年目を迎え、神戸ファッション協会が地元のアパレル企業と協賛し、神戸のファッション系大学生や専門学校生に公募したもので、「あったらいいなこんな服」をテーマに4〜12歳までの全国の子供達にデザイン画を募集し、500点以上の中から41点を選び、子供がこんな服が着たいと思う夢の服を学生が手作りし、ショーではデザイン画を描いた子供がモデルとなって出演しました。


関西美術文化展で、本学学生のテキスタイル作品が入選しました。(2006.11.20)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 「モノとの対話」をテーマに行われた第66回関西美術文化展で、生活環境学科4年生の原田陽子さんの作品(衣装)=写真=が入選しました。

 関西美術文化展は、9月20日から24日まで大阪市立美術館で開催されました。原田さんの作品は、麦わらを使ったオリジナルの衣装です。絵画やデザインなどの応募が多い中、原田さんの作品は展示室でもひときわ目を引きました。

 もともとは、オープンキャンパスの発表のため、麦わら(麦わら帽子の素材)を使ったのが、この作品作りのきっかけでした。その後、文化祭の作品として完成させ、実際にファッションショーの衣装としてステージで披露されました。

 原田さんは「試作から始めてこの作品がほぼ出来上がった時に、ふと目に留まったのが関西美術展の募集ポスターでした。締め切りまで数日と分かって、“今なら間に合う”と思い応募しました。時間がなかったので、搬入・搬出も自分でやりました。応募は偶然でした。これまでもコンテストに応募してきましたが、入選したのは初めて。嬉しいです。またチャンスがあれば、ぜひチャレンジしたいと思います」と話しています。

本学学生と照明器具メーカーがブランドを立ち上げ、新商品を開発―。西宮市役所の記者クラブで、記者発表しました。(2006.11.16)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 本学生活環境学科の学生有志11人と照明器具メーカー「キシマ」(兵庫県宝塚市)が新ブランド「KisM(キズム)」を立ち上げ、1年半かけて共同開発した照明器具「toujours(トゥジュール)」が11月20日に発売されることになりました。14日午後、学生代表の鈴木晴佳さん(建築デザインコース4年生)=写真右=と指導した竹下俊夫教授、キシマの亀田昌宏社長らが西宮市役所の記者クラブで記者発表しました=写真中=。本学の学生がこのような形で記者会見するのは初めてです。


 産学共同で開発した商品は数多くありますが、学生と企業が新ブランドを立ち上げたのも、専門的な知識が必要な照明器具を開発したのも極めて珍しいことです。この記事は、15日付の日本経済新聞と神戸新聞朝刊の社会面、産経新聞の阪神版、16日付読売新聞の阪神版などに掲載されました。

 開発に取り組んだのは鈴木さんのほか、倉田瑠里さん、宗和直美さん、鈴木絢子さん、川越絵実さん、田村明子さん、菊田奈央さん、田中瑛子さん、駒井寛子さん(以上4年生)、畑間由加さん、松下真衣さん(以上3年生)です。

 ブランド名「KisM」=写真左=は「Kishima」の「Kis」と武庫川女子大の「Mukogawa」の「M」を組み合わせたもので、学生とキシマ技術者らとのグループ名も兼ねています。フランス語で「いつも」を意味する商品名「toujours(トゥジュール)」は「家族がいつも集う場にふさわしい明かり」という意味を込められています。ブランドや商品のロゴマーク、カタログ、パッケージなどはすべて学生が考え、デザインしました。

 鈴木さんらは05年6月から、キシマの技術者とともに商品開発のコラボレーションを始めました。生活に役立つ商品を実地で研究したいという学生と、学生のみずみずしい感性や提案を商品に反映させたいというキシマの思いが一致しました。
 学生たちは「彼氏とデートする時は、どんな明かりが表情を豊かに演出するか?」「食べ物が“私は美味しいから食べて〜”と主張する明かりは?」などと議論を重ねました。そして、自分たちがほしい照明器具のイメージとして「落ち着いたもの」「インテリアとしても楽しめるもの」「シンプルだけど、暖かい感じのするもの」などをキシマに伝えました。学生と技術者は16回にわたって話し合い、最終的に「家族での暖かい夕食のシーンをイメージし、消していても存在感のある照明器具」を作ることで意見がまとまりました。

 商品は飾りビーズの付いた可愛らしいデザインのテーブルスタンド、1灯ペンダント、3灯ペンダントの3種類。ハロピンを光源にすることによって、直径12.5センチ、高さ14センチのコンパクトな大きさにすることが出来ました。(写真の鈴木さんが持っているのはテーブルスタンド)

 記者会見は1時間近くにわたって行われ、記者は商品を手にした鈴木さんにあれこれポーズの注文をつけながら何枚も撮影していました。

 鈴木さんは「市場にはどのようなモノが売っているのか、これからどのようなモノが流行りだすのかなど、みんなで歩き回って、傾向とこれからの商品づくりへの対策を研究しました。学生でも、頑張れば社会に参画できるんだという自信も生まれました」と話しています。

文化祭でファッションショーが行われました。(2006.10.21)
 文化祭では毎年、生活環境学科・生活造形学科の学生によるファッションショーが行われますが、今年も盛大に行われました。
りそな銀行西宮支店の展示用ウィンドウに、展示をしています。(2006.10.13)

 阪神西宮駅に隣接している、りそな銀行西宮支店の展示用ウィンドウに、10月12日から12月末頃まで(展示期限は未定)簡単な学科紹介をさせていただいています。数点ですが授業で制作した学生作品もディスプレイしてますので、是非ご覧ください。


繊維製品品質管理士(TES)の試験に、多くの在学生4名と卒業生が合格しました。(2006.10.13)
 2006年7月16日に行われた、繊維製品品質管理士(TES)の試験に、生活環境学科の在学生4名と本学の卒業生13名が合格しました。この資格は、かなり難しく、社会的にも評価の高い資格ですが、この17名は見事に難関を突破しました。特に、実社会での経験のない学生が、在学中に合格するのはなかなか難しいのですが、3年生1名を含む4名の合格は立派です。
 TESについて

緒方規矩子氏を招いて公開講座(演題:舞台衣裳のデザイン)を開催しました。(2006.10.7)
 2005年度朝日舞台芸術賞 特別賞を受賞されるなど、舞台衣裳家として日本の第一人者である 緒方規矩子氏による公開講座(演題:舞台衣裳のデザイン)を、2006年10月7日(土)に、生活環境1号館別館 H3-204教室で開催しました。
 

お気に入りのデザイン展を企画しました。
 夏のオープンキャンパス(2006年8月開催)に連動して、「お気に入りのデザイン展」を企画しました。
詳 細

卒業生を招いての講演会を開催しました。(2006.7.8)
 テキスタイルアドバイザー資格取得希望の学生を対象に、アパレル・繊維産業で活躍している卒業生2名を招いての講演会が行われました。アパレル製品の品質などの業務に関するお話や、社会で働く上での心構えのお話がありました。また、中国へ長期出張をした話も聞かせてもらいました。

繊維リサイクルモデルに関する公開研究会を開催しました。(2006.7.1)
 不要になった繊維製品を資源として再生利用する繊維リサイクルは、社会(行政)的にも暮らしの上でも、今のところ、実践上の解決策や見通しが確立されていないといえます。そこで、繊維リサイクルモデルに関する公開研究会を開催しました。主に生活者や生活文化研究者の視点からの報告・提案がなされ、すべての参加者がワンフロアーに会して自由な討論を繰り広げました。
 

体育祭の「コスチューム」に参加しました。(2006.5.20)

武庫川女子大学の体育祭が2006年5月19日(金)・20日(土)に行われ、「コスチューム」に、大学生活環境学科、短大生活造形学科の学生たちも参加し、見事な演技を繰り広げました。生活環境学科の演技は、芸術性を感じさせる見事なものでした。また、生活造形学科の演技は、さわやかな動きやコスチュームで、すばらしいものでした。初めて「コスチューム」を見た新任のある教員は、「振り付けも動きも、なぜあんなに見事にできるのか」と驚いていました。(写真は、クリックすると大きくなります。)

大学生活環境学科の演技 短大生活造形学科の演技

コスチューム:武庫川女子大学体育祭において、大学・短大の各学科対抗で行われるダンス演技種目。2500人収容の講堂の舞台で、学科ごとに個性的な衣裳をまとって演技を披露する。


新入生歓迎会が行われました。(2006.4.10)

多くの入学生を迎え、2006年度も始まりました。4月8日(土)には大学・生活環境学科の、4月10日(月)には短大・生活造形学科の新入生歓迎会が、クリステリア4階にて、多くの上級生のお世話により行われました。会では、教員の紹介や挨拶、体育祭、文化祭の紹介などが行われました。