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武庫女のある街 西宮GUIDE
武庫川女子大学のある「西宮市」は、兵庫県の南東に位置する街です。リクルート住まいカンパニーが毎年発表している「住んでみたいと思う行政区」の関西版ランキングで、ここ数年1位に輝いているのが西宮市です。その魅力はどこにあるのでしょうか?
まず、阪急電鉄「西宮北口駅」周辺を中心として、ファミリー向けの新築マンションなども多く、住環境に優れていること。
また、西日本最大級のショッピングモールで阪急「西宮北口駅」直結の「阪急西宮ガーデンズ」をはじめ、武庫川女子大学から最も近いショッピングモールでもある「ららぽーと甲子園」、阪神電車西宮駅高架下の商業施設「エビスタ西宮」など、買い物はもちろん、家族や友人とのお出かけにピッタリな大型ショッピングモールも複数あり、暮らしやすさでも関西屈指を誇ります。
このように優れた住環境、生活に密着したショッピングスポットのほか、教育環境なども非常に整っていることから、総合的にバランスが取れた街として、住みたいと思わせる魅力に溢れています。
西宮市及び隣接する芦屋市や神戸市東灘区・灘区といった地域は、大学のキャンパスが非常に多く、文教エリア、あるいは「学生の街」という特徴を持っています。
西宮市には武庫川女子大学の他にも「関西学院大学」「甲南大学西宮キャンパス」「神戸女学院大学」「兵庫医科大学」「大手前大学」などの大学がキャンパスを構えています。
また、隣り合う芦屋・神戸東灘・灘エリアには、「神戸大学」「甲南大学」「神戸薬科大学」「甲南女子大学」「神戸国際大学」「芦屋大学」など、こちらも多くの大学のキャンパスが点在しています。
そのため街には学生が多く、学生同士の交流や学習がしやすい環境となっています。
ちなみに、武庫川女子大学の最寄り駅は「鳴尾・武庫川女子大前駅」。この高架駅の設計は、一級建築士事務所「武庫川女子大学建築・都市デザインスタジオ」によるもので、武庫川女子大学建築学専攻の大学院生達が設計プロジェクトに参画しています。このように街と学生の結びつきが強いということも、学生の街ならではの特徴といえるかもしれません。
西宮市は、交通アクセスの利便性も大きな魅力です。交通の中心となる「西宮北口駅」は、阪急神戸線と阪急今津線が乗り入れるターミナル駅で、阪急神戸線はすべての電車が停車し、特急を利用すれば「梅田駅」には約13分、「神戸三宮駅」にも約14分でアクセスでき、まさに大阪と神戸の中間地点に位置しています。「西宮北口駅」の北と南にはバスターミナルがあり、周辺エリアへ向かう路線バスのほか、「大阪国際空港(伊丹空港)」や「関西国際空港」に向かう直通バスも発着していますので、飛行機を利用する際もスムーズに空港へアクセスできます。
また、西宮市全体で見ると、阪急神戸線以外にもJR東海道本線、さらに南には阪神電鉄本線と合計3路線の鉄道が走っています。
3路線のどの路線でも神戸・大阪に行くことができますし、阪神電車を利用すれば、若者に非常に人気が高く、大阪独特の活気にも溢れた「なんば」や大仏や鹿でおなじみ、風情のある美しい古都「奈良」にも直通電車が走っていて、非常に便利で暮らしやすい街です。
武庫川女子大学の名前の由来でもあり、大学のすぐ東側を流れる「武庫川(むこがわ)」は、長さ約66kmで、西宮市・神戸市などの重要な上水道源となる川です。河川敷には緑地やグラウンドが整備されており、開放的な風景の中で散策やスポーツを楽しむことができます。
また、大学から南の方角には海釣り広場のある鳴尾浜臨海公園があり、川や海に近いロケーションに、心を癒やされる学生も多いのではないでしょうか。
さらに、北西に少し足を延ばせば、緑の中から阪神間を一望できる「甲山森林公園」があり、花や緑に包まれた環境の中、水遊びやバーベキュー、ハイキングなどを楽しむことができ、地元の皆さんの癒やしのスポットとなっています。
このように、武庫川女子大学周辺は、海も山も身近に感じられる自然豊かな環境です。
武庫川女子大学の一つお隣の駅、阪神電車の「甲子園駅」は、高校野球の聖地でもある「阪神甲子園球場」の最寄駅です。
甲子園といえば、プロ野球の開催だけでなく、春と夏には、全国高校野球選手権大会が開催され、高校球児による熱戦が繰り広げられていることは、多くの方がご存知だと思います。毎年、球児たちの全力プレーに感動したり、出場校や高校球児たちが甲子園にたどりつくまでのドラマに、勇気や元気をもらっている人も多いのではないでしょうか?
甲子園つながりの施設でもう一つ特徴的なのが、武庫川女子大学薬学部のすぐ北にある「キッザニア甲子園」です。ショッピングスポットとしてもご紹介した「ららぽーと甲子園」の中にある子ども向けの職業体験型テーマパークで、メディアに取り上げられることも多い施設です。現在、キッザニアは日本には東京と西宮の2施設のみですから、まさに関西の拠点として西宮市が選ばれたということになりますね。
また、西宮市には、歴史を感じられるスポットも点在しています。そもそも西宮は「西宮神社」の門前町として発達した地域です。西宮神社は、福の神として崇敬されている「えびす様」をおまつりする神社の総本社で、毎年、1月9日、10日、11日の「十日えびす」には約百万人の参拝者で賑い、阪神間最大の祭として全国に知られています。
また、1月10日の午前6時には毎年恒例の福男選びが行われる神社としても有名です。表大門が6時に開かれ、そこから参拝者は230m離れた本殿へ「走り参り」を行う神事で、テレビでも毎年取り上げられていますので、目にされたことのある人も多いのではないでしょうか。
江戸時代には西国街道の宿場町として栄えたほか、酒造業も盛んになり、「灘五郷」の一つに数えられる酒造りの街としても知られるようになりました。西宮に湧き出る六甲山系の良質な伏流水は、「西宮の水」が略されて「宮水」と呼ばれるようになり、すっきり辛口で芳醇な「男酒」と言われる灘の酒造りに欠かせないものとなっています。
いかがでしたか? 西宮市は、住環境や交通アクセスが非常に整っているだけでなく、文教地区であることに加え自然豊かな環境と文化が息づく、大学生が暮らしやすいとても魅力的な街です。
関西の多くの方が住みたいと思う街・西宮で、有意義な学生生活を過ごしてください。