ロンドン

03年1月作成
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ビクトリア&アルバート博物館

 ロンドンには、大英博物館、ナショナルギャラリーを始めとして数々のミュージアムがあるが、ロンドンで最も推薦したい博物館は、ビクトリア・アンド・アルバート博物館である。装飾美術に関しては世界随一のものといっていいだろう。デザインの学生の奨励のために1852年に作られた工業博物館が、ビクトリア女王によって亡夫アルバート公を記念する形で名を改めてできあがったのがこの博物館である。彫刻・家具およびインテリアデザイン・陶芸・金属細工・服飾・インド美術・東洋美術などのセクションがあり、膨大な数の品々が展示されている。日本の鎧や藍染もあった。衣装の分野にも一つのセクションが設けられていて、十七世紀から現在に至るまでの衣装や装飾品が年代順に展示されている。マネキンに着せられた数々の美しいドレスを見ていくと、人間の着飾ることへのこだわりをひしひしと感じる。現在も活躍中のデザイナーたちのドレスもあったが、今後も新しい作品を収集していくとのことである。
ビクトリア&アルバート博物館の外観 博物館内部(複製彫刻の部屋)
  
   
ヴィクトリア&アルバート美術館に展示されているコスチューム

 

 
テキスタイルのコレクション
箱の中に整理された膨大な種類の布は、引き出して見ることができる。 精緻な模様のテイスタイル
ヴィクトリア&アルバート美術館に展示されている日本の着物
 
ヴィクトリア&アルバート美術館に展示されているタピスリー

 

サイエンスミーュジアム

 イギリスは、産業革命発端の国であり、科学技術の発達の歴史を作ってきた国である。ロンドンにはそういった産業の歴史から先端の科学までを扱った科学博物館、サイエンス・ミュージアムがある。地下から4階までの広いフロアーを使って、現代のロケットや原子力や生命科学に至るまでの科学の発展を見ることのできる、とにかく大きな博物館である。アークライトの水力紡績機やワットの蒸気機関も展示されていた。また、化学工業のコーナーでは、パーキンの作った最初の合成染料であるモーブとその染色品やBASFがインジゴを合成したことの説明などもあった。
蒸気機関車などが展示された1階 ミシン 織機
パーキンの肖像と、インジゴの合成に関する展示 合成染料のサンプル 合成染料で染色された糸の色見本

タータンのふるさと、スコットランドへ行く

フランスへ行く。

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