生活環境学科・生活造形学科 2010年度のトピックス

  大学生活環境学科、短大生活造形学科の2010年度のトピックスです。
上から新しい順に並んでいます。
写真の中には、クリックすると大きくなるものもあります。戻るときは、ブラウザーの「戻る」で。

最新のトピックスや以前のトピックスはコチラ

卒業式が行われました。(2011.3.21)
 武庫川女子大学の卒業式は、短期大学部が3月20日(日)に、大学が3月21日(祝)に行われ、大学・生活環境学科、短大・生活造形学科の学生たちも巣立っていきました。

 
学生作品集2010ができました。(2011.3.21)
 大学・生活環境学科と短大・生活造形学科の学生さんの日頃の授業の作品を集めた「学生作品集2010」ができました。1年次から高学年までの、作品を作る科目、全60科目について、優秀なもの(2点ずつ)の作品写真を、科目の紹介、本人のコメントとともに収録しています。また、課外活動の成果(学外での入賞作品)や卒業研究で制作した作品も収録しています。在学生全員(2011年度の新入生も)に配布されます。
 学科の教員の手作り(印刷・製本は業者)による、全約90ページ、オールカラーの小冊子です。
   
  ↑表紙    

生活環境学科の4年生が、山形県の山志津温泉街内の「雪旅籠の灯り」に制作参加しました。(2011.2.28)
 生活環境学科の4年生2人が、指導教員の西田徹准教授とともに、2011年2月22日〜26日に山形県の月山志津温泉街で開催された雪祭り「雪旅籠(はたご)の灯り」で、雪旅籠づくりに挑戦しました。
 月山志津温泉街は昔から月山にお参りに来る人たちの宿場町として、また月山は春スキー・夏スキーで有名ですが、冬は雪が深すぎて観光客が少ないことが悩みでした。この大量の雪を使ってこの地域にふさわしいイベントとして5年前に考え出されたのが「雪旅籠の灯り」です。一番の特徴は、雪を積み上げて建物を造形しているのではなく、自然に積もった雪を横に掘っていって昔の街並みを再現している点です。
 昨年から参加していますが、今年は、地元のお酒や玉こんにゃくを販売するお店を、他の学生たちと一緒に作りました。「雪旅籠の灯り」のサイトへ
     
     

学科展を開催しました。(2011.2.22)
大学生活環境学部・生活環境学科と短期大学部・生活造形学科では、日頃の学生達の成果をより多くの方に御覧頂く機会として、2007年度より学科展を開催しています。2010年度の学科展は、2011年2月17日(木)から21日(月)まで、これまでと同様の会場(阪急三番街北館 B2F 催し広場)で開催しました。
<以下、武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 2011.2.17 より転載>
 大学生活環境学科と短期大学部生活造形学科の学科展が2月17日から大阪・梅田の阪急三番街北館地下2階「催し広場」で始まりました=写真右=。21日まで開催されます。
 学科展2007年度から始まり、今年で4回目。卒業制作の衣装、寝具、絵本、住宅の模型、街づくりの提案など89点の作品が展示されています。インテリア、アパレル、建築、生活用品など私たちを取り巻く生活環境を総合的に学ぶ学科ならではの、バラエティーに富んだ展示になっています。
学生が立ち上げたブランドのコレクションも
 生活環境学科4年の岡祥子さん、権藤知子さん、堂本綾乃さん、濱田麻美さんは自分たちのブランド「multi(マルチ)」を立ち上げ、オリジナリティー豊かな衣服を制作して、展示しました。『架ける』という意味のブランド名には『たくさんの人が加わって作られる衣服は、着る人、見る人ら人と人との架け橋になる』という思いを込めました。
 ブランドのコンセプトは「服作りの原点に立ち返り、衣服を身に着けることで日常が特別な日になるようなメッセージ性の強い衣服」を提案すること。キーカラーは、希望の光を表すマルチイエローです。ファッションリーダーが着るのにふさわしい、おしゃれなスリーピースなど5点が展示され、同学科の横川公子学科長は「このまま商品になるような、とてもレベルの高い作品です」と感心していました=写真左=。
 初日17日には買い物客らが来場し、学生の力作を興味深そうに見ていました。


卒業研究発表会が開催されました。(2011.2.15)
  2011年2月15日(火)に、2010年度卒業研究発表会が開催されました。4会場に分かれての口頭発表で、9:30から18時頃まで行いました。発表者は、1人7分の持ち時間で、パワーポイントを用いて発表し、その後質疑応答が行われました。発表者それぞれは、1年間の研究の成果を見事に披露しました。作品のある人は、別室に展示しました。
 この成果の一部は、2011年2月17日(木)から2月21日(月)、大阪・梅田・阪急三番街催し広場において開催される学科展でも発表されます。高校生の皆さん、一般の方もどうぞご覧下さい。

A会場 B会場
C会場 D会場
第一展示会場 第二展示会場
第三展示会場 第四展示会場
第五展示会場

特別学期学科プログラム「ショーウィンドウの演出照明」でショーウィンドウ模型の演出を行いました。(2011.2.8)
 武庫川女子大学では、2月から特別学期に入ります。特別学期では、通常学期では学べないことを学生の興味に応じて学べるよういろいろな科目が用意されています。生活環境学科・生活造形学科でも、「ショーウィンドウの演出照明」、「自然からの色で春色に染めよう」「和服の着付けとマナー」「初心者のためのビーズアクセサリ」「桂離宮と庭園」「ヨーロッパの都市と建築」「ヨーロッパの建築と家具」「ヨーロッパのファッション」など、多彩なプログラムが開講されています。

 昨年度に引き続き,今年度の特別学期学科プログラム「ショーウィンドウの演出照明」では、ショーウィンドウ模型を制作し,各自のアイデアで演出照明を施しました。実際のショーウィンドウの設営と同じように,展示物の作成から照明点 灯まで,一日で仕上げます。
 インテリア系の学生は,正確なカッティングと造形で,光と影が魅力的な空間を 作り上げ,本物のショーウィンドウになりそうな完成度の高い作品でした。今回 初めて受講したアパレル系の学生は,布や曲面を利用した立体感と動きのあるショーウィンドウを作成し,皆が驚く仕上がりでした。
 ショーウィンドウはインテリア系・アパレル系に共通する展示空間ですが,演出 するためのアイデアや小物使いが違うことを知り,楽しい中にもお互いに勉強に なった一日でした。
 
 
     
     
     
 

教育、情報メディア、生活環境の3学科の学生らが阪神鳴尾駅の北側に長〜い壁画を描きました。「ムコナリエ(武庫鳴絵)」と糸魚川学長が命名。(2011.2.2)
 立体交差事業が進められている阪神鳴尾駅北側の防護塀に、学生らが長さ100mもある壁画(高さ3m)=写真右=を描きました。1月30日午前、学生10人と地元・里中町自治会の人々が壁画の仕上げ作業を行い=写真中=、2月1日には完成記念式典が阪神電鉄鳴尾工事事務所で催されました。
 ※このニュースは翌31日付の神戸、読売、2月2日付の産経各紙の朝刊阪神面で紹介されました。


壁画プロジェクトが発足
 2010年4月に阪神南県民局から本学に壁画制作の協力依頼があり、学内で鳴尾巨大壁画プロジェクトがスタートしました。藤井達矢・教育学科准教授(専門:美術)、森幹雄・生活環境学科教授(専門:空間計画)、肥後有紀子・情報メディア学科講師(専門:情報デザイン)のゼミに所属する学生を中心とした約80人がボランティアとして制作に携わってきました。
 里中町自治会との打ち合わせをしたうえで、8月に原画が完成、9月からペインティング作業が始まりました。学生たちは交代制で、月曜から土曜の1〜4限に作業を実施。同自治会のボランティアスタッフ約10人も作業に加わり、共同で作品をつくり上げました。寒くなってからは、学生らは授業で出された課題や試験などに追われ、厳しい日程となりましたが、通りがかった方々に「頑張ってや!」「楽しみにしているで!」などと励ましていただき、頑張り抜きました。
 ※制作の様子は、情報メディア学科の学生が撮影し、映像作品にする予定です。完成すれば、このホームページでもご紹介します。
地元の風物が明るく、楽しく描かれています
 壁画には、明るい未来へ向かって続く線路が中心に描かれています。線路に沿って、かつては沖合いを航行する船の目印になっていた「鳴尾の一本松」や里中町の夏祭り、子ども神輿、運動会の綱引きや玉入れ、公園にあるサンシュユの木など地元住民にとってなじみのある、さまざまな風物が描かれています。学生たちは鳴尾の歴史を調べたり、実際に夏祭りに参加したりして、絵の素材となる情報を取材しました。
記念式典で学長が「ムコナリエ」の通称を発表
 1日午前、壁画完成記念式典が阪神電鉄鳴尾工事事務所で催されました。中西一人・兵庫県阪神南県民局長が「無味乾燥な壁が(壁画を描くことで)潤いのあるものになりました」と、地元・里中町自治会の丸尾彰雄会長は「壁画は地域の衆目を集め、話題となるでしょう。町民のシンボルとして見守っていきます」とそれぞれ挨拶しました。
 続いて、糸魚川学長は「統一したモチーフの絵で、こんなに長いものは他にないかもしれません。ギネスブックに登録を申請したいくらいです。素晴らしい絵を描く機会をいただいて、感謝しています」と関係者に謝意を表しました。さらに「この壁画は、神戸のルミナリエのように名物になるでしょう。鳴尾駅と武庫川駅の間にあるので、<ムコナリエ(武庫鳴絵)>と呼ばせていただきます」と、壁画の通称を発表しました。
 最後に藤井准教授は「寒い中、車の通行量の多いところで、授業の合間を縫って作業するなど、制約はいろいろとありました。学生は地域の方の『頑張ってや!』などという声を励みにして、『壁画は地域の人と人をつなぐシンボルになるんだ』という思いで頑張りました。壁画は学生だけでなく、地域の方や工事関係者ら皆さんの力で完成しました。壁画に描いた線路は、みんなで手をつないでいく、楽しい、明るい未来へつながっていきます」と制作を振り返りました。

 学生リーダーの岩澤豊子さん(教育学科3年生)は「地元・鳴尾の風物を数多く盛り込んだ絵なので、鳴尾に住むお年寄りから子どもたちまで幅広い年代の皆さんに親しみを持って見ていただけると思います。この絵をきっかけに、地域の方々のコミュニケーションが活発になればうれしいです」と話していました。

短大・生活造形学科 卒業制作展を開催しました。(2011.1.29)
  インテリアコースの2年次後期科目の「自由創作」や、アパレルコース2年次後期科目の「クリエイティブデザイン実習」の授業などで制作した作品や写真などを展示する「生活造形学科・卒業制作展」を開催しました。 詳 細
日時:2011年1月28日(金)・29日(土)、10:00〜16:00
場所:武庫川女子大学・中央キャンパス、クリステリア3階(ファミリーマート前)

<以下、武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 2011.1.29 より転載>
 短期大学部生活造形学科アパレルコース・インテリアコースの合同卒業作品展が1月28・29日、中央キャンパスのクリステリアで行われました。同学科では昨年度から、卒業作品展を開催。本年度は展示会場をクリステリア3階のコンビニエンスストア前の休憩スペースを移し、午前10時から午後4時まで学生の力作約130点を展示しました。
 会場には、ドレーピング実習や織物実習、ディスプレイ実習、自由創作、クリエイティブデザイニング実習などの実習授業で学生が作った作品が授業ごとに並べられています。「自由創作B」の展示コーナーには、色や形が工夫された照明器具・木工家具が展示されていました=写真左=。

「古建築を観る会」を11月15日に行い、室生寺・長谷寺を訪ねました。
 今年度の「古建築を観る会」を2010年11月14日(日)と12月23日(祝)に行い、学生と教員で、11月には兵庫県小野市の浄土寺と加古川市の鶴林寺を、12月には宇治(平等院・万福寺)を訪ねました。 詳 細

学生ボランティア80人が工事用壁に巨大壁画を描いています。地元・鳴尾の風物を盛り込んだ明るく楽しい絵です。(2010.11.22)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 本学の最寄り駅である阪神電車「鳴尾駅」周辺で行われている鉄道高架化事業の工事用壁に、本学の学生ボランティア約80人が協力して壁画を描いています。教育学科・藤井達矢准教授、生活環境学科・森幹雄教授、情報メディア学科・肥後有紀子講師のゼミ生が中心となって9月からペイント作業が始まり、11月中旬で6割方が出来上がりました。
 この壁は、鳴尾駅の北西にあり、大きさは高さ約3m×幅約100m。壁画には、明るい未来に向けて線路が続いていく基本フォルムに沿って、鳴尾の一本松や祭り、運動会などの様子をモチーフとして配置しています。絵柄と色調は通行する人々が、歩みを進めるほどに楽しく元気になれるような明るいものにしました。壁画の原画作成にあたっては、地元・里中町自治会の方々から要望を聞いたり、地域の歴史や祭りのことなどを調べたりして情報を集めました。
 学生たちは、毎週シフトを決めて、月曜から土曜の1〜4限に作業をしています。制作作業中の学生には地域住民や通行人の方々から「頑張って! 完成を楽しみにしてるで!」と励ましの声が掛かり、学生たちは張り切って刷毛を握っています。

神戸・阪神間の地域に関する研究成果の発表会で、生活環境学科の学生が金賞と銅賞に輝きました。(2010.11.5)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 大学生と高校生が、神戸・阪神間地域について学んだ成果を発表する「第2回神戸・阪神間地域学研究発表会」(NPO法人神戸外国人居留地研究会主催)が10月30日に甲南大学岡本キャンパスで開催され、生活環境学科・三宅正弘准教授ゼミの4年生・尾崎梨紗さんの発表「初期郊外住宅における養蜂に関する研究」が金賞を受賞しました。同ゼミの鳴尾苺研究会の発表「鳴尾苺で地域の会話づくり」も銅賞を受賞しました。
 この発表会には、本学のほかに、神戸大学や甲南大学など4大学が参加し、日ごろの研究の成果を20分の制限時間内に発表しました。
 尾崎さんは、明治〜大正期の小説家・詩人である「岩野泡鳴(いわの・ほうめい)」の日記の内容を手がかりに、当時の大阪・池田市で行われていた養蜂について研究した成果を発表しました。生活環境学科の学生有志による鳴尾苺研究会は、鳴尾地区のかつての名産品「鳴尾苺」の復活プロジェクトについて発表。2008年から始めたイチゴの栽培が、地域に根付いてきた様子を紹介しました。
 発表の後、5人の審査員による審査が行われ、尾崎さんと鳴尾苺研究会が優秀と認められました。

 生活環境学科の学生が、「東京デザイナーズウィーク2010」に作品を出展しました。(2010.11.4)
 生活環境学科の学生が、東京の神宮外苑で行われた「東京デザイナーズウィーク2010」(開催期間:2010年10月29日から11月3日)に作品を出展しました。TOKYO DESIGNERS WEEKとは、今年で25年目を迎えたデザインイベントで、さまざまなジャンルの作品が出展されます。
 生活環境学科からは、学生30人(2年生3人、3年生12人、4年生15人)による作品を出展しました。「ごく身近な生活の中にある 絶滅危惧種」というテーマによる9点の作品です。いずれも力作揃いで、頭を使って考えて作られています。
「東京デザイナーズウィーク」のサイトはコチラ

     
      
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<以下、武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 2010.11.1 より転載>

 生活環境学科の学生30人(2年生3人、3年生12人、4年生15人)が、10月29日から東京・明治神宮外苑で始まった「東京デザイナーズウィーク2010」に参加しています。草川直子さん(生活環境学科4年)をリーダーとする本学は9つの作品を出展。会期は11月3日まで。
 このイベントは今年で25回目を迎えたデザインイベントです。会場の明治神宮外苑ではさまざまな作品展が開催され、本学チームは次代のデザイン業界を担う若者による学生作品展に参加。「-Red List- 絶滅危惧種」というテーマ沿った作品9点を出展しました。草川さんらは、ごく身近な生活における「絶滅危惧種」に焦点をあて、ソロバンや、固定電話、使い捨てカメラなど、最近の暮らしの中で姿を消しかけているモノや感情をモチーフとした作品を約5カ月かけて制作しました。
 生活環境学科の学生・教員は上京し、28日から29日かけて作品を会場に搬入しました。搬入に同行した西田徹准教授は「今年の作品は力作ぞろいです」と話しています。

生活環境学科の学生が繊維製品品質管理士(TES)試験に合格しました。
 2010年7月18日(日)に、全国7会場で行われた、繊維製品品質管理士(TES)<日本衣料管理協会主催>の試験結果が発表され、482名の合格者は、11月1日に有資格者として登録されました。全国で2451人が受験し、合格率は19.7%という難関でした。この資格試験は、繊維製品の品質管理、性能の向上や消費者のクレーム防止に対する知識が問われ、現職者でも難しいとされています。本学からは、大学生活環境学科在学の3名が見事合格しました。また、卒業生からも6名が合格しました。なお、本学は毎年試験会場を提供しています。(2010.11.4)

生活環境学科の学生が、枚方の団地の改修実験プロジェクトに参加。築50年以上の住宅が広い、憩いの空間に生まれ変わりました。(2010.10.30)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 生活環境学科・大坪明教授のゼミ生が、大阪府枚方市にある中宮第一団地の改修実験プロジェクトに参加しています。学生たちは、建て替えを控えて解体が進む同団地内のテラスハウス2戸(延べ床面積約90u)をUR都市機構から借り受け、約2カ月をかけて改修しました。10月23日には団地改修について発表する報告会が大阪工業大学で開催され、兵藤有華さん(生活環境学科4年)らが成果を発表しました=写真左=。
 この改修実験には、関西の7大学(武庫川女子大学、大阪大学、京都工芸繊維大学、大阪市立大学、関西大学、大阪工業大学、神戸芸術工科大学)8学部のチームが参加。各大学が築55年の2階建て住戸2戸ずつを使い、“団地リノベ合戦”と題して各自のコンセプトに基づいた補修工事を行いました。
 大坪ゼミの4年生8人が中心となって参加した本学チームは、団地の住民が近隣の住民と交流する機会が少ないことに注目し、住民同士が集える憩いの空間づくりを目指しました。2戸間の壁を取り払い、ギャラリー等の幅広い用途に使える広い土間にしました=写真中が改修前、右が改修後=。壁を破壊する作業は、学生がハンマーを用いてすべて自分たちの手で行いました。 
 10月16日から22日は、団地で改修済み住戸の見学会が行われ、訪れた住民たちは、画一的な同一間取りの住戸が個性的に生まれ変わった様子に驚いていました。


文化祭でファッションショーを行いました。(2010.10.24)
 武庫川女子大学では、10月22日(金)から24日(日)にかけて、文化祭が行われました。生活環境学科・生活造形学科の学生によるファッションショーが、23日(土)17時30分より、もみの木広場で行われました。
詳 細

「第78回NDKファッションショー」で生活環境学科の上田瑛代さんと生活造形学科の山口実輝さんの作品が佳作に入賞しました。(2010.10.19)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 第78回NDKファッションショー「Happy Moments 〜その瞬間を生きる〜」で、生活環境学科アパレルコース3年の上田瑛代さんの作品と生活造形学科アパレルコース2年の山口実輝さんの作品が佳作に入賞し、10月7日に表彰式が行われました。
 上田さんは「第13回NDKヤングダイナミックコンテスト」、山口さんは「第67回NDKファッションデザインコンテスト」に出場しました。
 上田さんは「お金」をテーマに、のし袋をモチーフにしたワンピースを制作しました。水引にあたる装飾がひときわ目を引く、斬新な作品に仕上がっています=写真の左側=。「お金にはいろいろな種類があり、ニュースで騒がれているような汚いお金も存在することを、所々に黒色を使い表現しました」「この作品を制作するに当たって、先生や友達にアドバイスをもらうなど、とても助けてもらいました。感謝しています」と感想を述べました。
 山口さんが制作した作品は、ボリュームのあるパニエできれいに膨らんだスカートが印象的な、美しいシルエットのウエディングドレスです=写真の右側=。山口さんは「レディースウェアがテーマなので、女性しか着ることのできないウエディングドレスを作りました。ジューンブライドは梅雨の時期なので、雨をモチーフにしたデザインです。アジサイの色を使い、雨粒に見立てたビーズやスパンコールを刺繍して、雨の時期を表現しました」「個人的に満足できる仕上がりでしたが、スカートの膨らみ方が均等でない部分があり、課題もあります。今後は外見はもちろん、見えない所にも気を配り、より良い作品を作りたいと思います」と今後の抱負を語りました。


本学とシール印刷大阪府協同組合との産学連携で「透明ふせん」が完成。一般販売も始まりました。(2010.10.6)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 シール印刷大阪府協同組合から研究を受託している本学の生活環境学科の学生(現在は卒業生)らがデザインし、同組合が制作した「透明ふせん」=写真右=が商品化されました。

 2009年6月、本学はシール印刷大阪府協同組合から委託されて、「社会に役立つシール・ラベルの考案」を研究するという受託研究契約を締結しました。当時、黒田智子教授ゼミの4年生だった小田久美子さん=写真左=が中心となって、環境をテーマにしたシールについて議論を重ねてきました。
 その結果、自然を大切にしようというメッセージを伝えるため、森・海・空の3種類の付せんを作ることを考案。まず森の付せんに取り組みました。付せんを組み合わすことで、さまざまな森が成長していくというコンセプトを掲げ、木や動物が印刷された透明付せんをデザインしました。海・空についても同様に構想を練っていきました。
 商品名は透明ふせん「peta*peta」。台紙には、「楽しさ広がるストーリーふせん、ぺたぺた重ねて森を作ろう」と書かれています。付せんは縦30o、横15oで20枚入り、動物などのシールが48枚ついて420円。台紙を折りたたむと名刺サイズになり、携帯できるよう工夫されています。神戸や明石にあるナガサワ文具センター(本店:神戸市中央区三宮町1-6-18 ジュンク堂書店三宮店3階)で販売されています。
 小田さんは「商品が店頭に並んでいる光景を見た瞬間、とても感激しました。この商品はシール組合の方々、ゼミのメンバー、そして先生方、たくさんの人の思いが合わさって出来ました。付せんの制作時期が卒業制作と重なり、毎日が時間との闘いで苦労しましたが、商品化という貴重なプロジェクトに参加することができ、大変光栄に思っています」と話しました。

生活環境学科の三宅正弘・准教授が、eo光テレビの番組「生まれたるは関西」に登場し、「ソース」について語っています。(2010.9.3)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 生活環境学科の三宅正弘・准教授が、eo光テレビの番組「生まれたるは関西」に登場し、「ソース」について語っています。番組はeo光の無料動画配信チャンネルでご覧いただけます。動画の配信期間は9月1日〜10月15日の予定です。
 この番組は、関西から発信された優れたものの起源をたどり、誕生にいたる経緯やエピソードを紹介しています。今回のテーマは「日本初のソースは関西から」。国産ソースの基礎を築いた化学者・安井敬七郎の生涯を特集しています。三宅准教授は番組の後半で、「ソースは滋養食品だった」などと、ソースが日本で受け入れられた理由を解説しています。

生活環境学部の三宅正弘准教授とゼミの学生がデザインしたミニ公園「ポケットジオパーク」が、城崎の温泉街に完成しました。(2010.8.23)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 生活環境学部の三宅正弘准教授とゼミの学生=写真中=が企画を担当した、石をテーマにしたミニ公園「ポケットジオパーク」(500平方メートル)が城崎温泉街の旧御所湯跡地に完成し、7月30日の式典で披露されました=写真右=。
 「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を見どころとする自然公園のことです。山陰海岸などが「世界ジオパーク」への認定を目指しています。
 三宅准教授と学生らは、市内にある国指定天然記念物・玄武洞の六角柱と文豪・志賀直哉の小説「城の崎にて」に登場するハチをイメージしたハチの巣のモニュメントや玄武岩を使った日本独特の石積み手法が使われた石垣などを配置しました。旧御所湯で使われていた石や裏山をそのまま利用することで、温泉街の景色に溶け込んだ心休まる公園に仕上げました=写真左=。
 「ポケットジオパーク」は城崎温泉の老舗旅館「西村屋」の横にあります。城崎に立ち寄った際は、ぜひ風情あふれる憩いの場に足を運んでください。

日下・フォッシーン特別教授職として、イースタン・ワシントン大学のウインチェル先生が生活環境学科を訪れ、公開授業を行いました。(2010.6.29)
 平成22年度第15回日下・フォッシーン特別教授職として、イースタン・ワシントン大学地域計画学科教授ディック・ウインチェル先生が大学院生のジェイソン・ジョンソン氏(同研究科修士課程在籍中)を同伴して生活環境学科を訪れ、2010年6月20日から26日の期間に4回の公開授業や能勢・西宮地域計画に関して共同の研究視察・研究討議を行ないました。公開授業には糸魚川直祐学長先生はじめ400名ほどの生活環境学科学生・教職員が参加しました。
 この国際交換教授プログラムは、故・日下晃・本学前学院長と、本学のアメリカ分校があるワシントン州スポケーン市のニール・フォッシーン元市長の提唱によって発足した国際交換教授職基金で、イースタン・ワシントン大学と本学が交流するもので、今年で15回目を迎えました。
 お二人の紹介、公開授業の内容については、コチラをご覧ください。

関西の夏祭りのトップバッター「おこしや祭り」で、生活環境学科の学生が神輿の先頭を務めました。(2010.6.17)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 関西の夏祭りのトップを切って6月14日、えべっさんで有名な西宮神社で「おこしや祭」が行われ、本学学生が神輿(みこし)の先頭を務め、夏の訪れを告げました=写真=。
 この日は、江戸時代から西宮の人たちは衣替えとして新しい浴衣をおろす日となっていたため、お祭りは「ゆかた祭り」とも呼ばれます。またビワが旬を迎え、ビワ市がたったため、「ビワ祭り」とも呼ばれています。鳴尾の浜に打ち上げられたえべっさんが、この地にお越しになった―という神話から、このお祭りには鳴尾の人たちがたくさん参加します。鳴尾の漁師さんの末裔(まつえい)が主役となりますが、練り歩く神輿(みこし)の先頭は、「鳴尾のびわ娘」として、生活環境学科三宅正弘研究室のゼミ生が毎年務めています。
 今年も、4年生の5人がそろいの浴衣で「武庫川女子大三宅ゼミ」と入ったのぼりを持って町中を練り歩きました。ゼミ生のひとり、4年生の矢部志歩さんは「地域の人たちと一体となってお祭りができることに興味を持ちました」と話していました。私たちの大学がある鳴尾地区の一員として、学生たちは地域のまちづくりに参加しています。

平城遷都1300年祭「まほろばステージ」のファッションショーで、生活環境学科の学生が奈良をテーマにした衣装で舞台に立ちました。(2010.5.25)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 平城遷都1300年祭「聖再来エンターテイメント ファッションショー―誕生から夢未来―」に生活環境学科4年生の真鍋明子さん=写真左=、庄司絵利子さん=写真中=、宮本佳澄美さん=写真右=の3人が5月3日、ボランティアで参加しました。出場依頼から当日までが半月余りの短期間でしたが、3人は作品の制作スタッフとして協力するだけでなく、当日はモデルとして「まほろばステージ」に立ちました。

 衣装は「青によし奈良の都は咲く花の匂うが如し今盛りなり」とうたわれた自然豊かな奈良をテーマに「木々のみどりと滝」「八重桜のピンク」「ここ平城京大極殿の屋根に輝くシビの黄金色」の浴衣。それらの下に平城京跡より発掘された1300年前の「鬼瓦」をアレンジした法被に大仏開眼で用いられた幡の5色を用いた帯紐を締めました。
 この舞台には卒業生も多数参加し、学生らは着付けやヘア、メイクなどお世話になり、同窓のありがたさを実感していました。大江瑞子・非常勤講師は、作品も多数出品されての大活躍。濱田雅子・元生活環境学科教授は、エレガントな「イブニングドレス“雅”」を出品しました。
非常勤講師(元・生活環境学科助教授) 上田一恵
大学・生活環境学科、短大・生活造形学科の合同チームが、体育祭コスチュームで演技を披露しました。(2010.5.22)
  2010年5月21日(金)・22日(土)に武庫川女子大学・体育祭が行われ、「コスチューム」に、大学生活環境学科、短大生活造形学科の合同チームが参加し、見事な演技を繰り広げました。
 まず観客席から応援の声がかかり、演技が始まりました。はっぴ姿の活きのいい見事なダンス演技で、満員の観衆から大きな拍手が沸きました。

コスチューム:武庫川女子大学体育祭において、大学・短大の各学科対抗で行われるダンス演技種目。2500人収容の講堂の舞台で、学科ごとに個性的な衣裳(コスチューム)をまとって演技を披露するものです。
     
     
     

学内のイチゴ畑に1万2千匹のミツバチがやってきました。「鳴尾苺保存会」がイチゴの花の交配に巣箱を設置。(2010.5.13)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 中央キャンパス生活環境1号館別館南側にある本学のイチゴ畑に5月10日、ミツバチの巣箱が設置されました。この巣箱にはミツバチ約12000匹が入っています。地球環境保全のため、かつての名産品「鳴尾苺」の復活を目指している「鳴尾苺保存会」が、神戸市内で養蜂業を営む小室哲郎氏(六甲みつばち王国代表)に依頼。小室氏に巣箱を提供していただきました=写真左の左端が巣箱=。
 ※専門家の話では、手で振り払ったり、巣箱に危害を加えたりしない限り、ミツバチは人を攻撃しません。また、本学イチゴ畑は普段は人が立ち入りできないようになっています。

 学生らは昨年11月、約150株のイチゴ苗をこの畑に植え付け、5月に収穫時期を迎えました。このイチゴ畑にミツバチを放すことで、イチゴの花の花粉の交配を促します。学生は小室氏から、ミツバチは朝に巣箱を出て夕方に戻ってくることや、数キロ先まで飛んでいくこと、危害を加えなければ刺さないこと―などミツバチの習性について説明を受けました。
 学生らは初めて間近に見るミツバチに少し怖がりながらも、飛び回る様子を興味深そうに観察していました=写真右=。「鳴尾苺保存会」代表の三宅正弘・生活環境学科准教授は「かつて関西有数のリゾート地だった鳴尾地区に住んでいた財界人の中には、養蜂を趣味にしていた人も多かったようです。ハチと人間が共生できるような生き方が実現できればいいですね」と話していました。

どこか変?と思う街角のファッションに、生活環境学科の横川公子研究室の学生が迫り、考察して、日本生活学会で発表しました。(2010.5.9)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」 より転載>
 どこか変?と思う街角にファッションに、生活環境学科の横川公子教授の研究室の学生が迫り、考察して、5月9日に本学で開かれた「日本生活学会 第37回研究発表大会」のポスターセッション=写真右=で「大学生による街角の異装探検」=写真中=と題して発表しました。

 発表したのは坂井加奈さん、岡本和香那さん、親崎美香さん、新田沙也佳さん、平松沙織さん、矢切友紀子さん、岩出直子さんの7人。
 7人は街頭に出て、「変な」「ミスマッチの」服装の写真を撮らせてもらい、次の三つに分類しました。
(1)草食系男子=スカートをはいた男子、メギンス(メンズレギンス)
(2)ゆるキャラ=スウェットやパジャマみたいな服装、恐竜の靴など。
(3)パンク・ロリータ系+豹柄=赤や青など極端な髪色、豹柄・斜め掛け鞄やピンクのパンツの男子

 ミスマッチには、TPOのずれや、アイテムの組み合わせのずれの二つのタイプのあると指摘。ミスマッチと感じる原因は年齢(世代によって流行のとらえ方が違ったり、服装に対する価値観が違う)とジェンダー(同性から見れば何の違和感もない服装が、異性から見れば違和感抱く服装がある)=写真左=の二つがあると分析しています。
 また、TPOがずれた服装でも、本人が何か目的があって着ていると推測できれば、異装ではなく、ミスマッチと感じないとも指摘。世代や性というような大きな区分の集団には集団共通の考え方があり、その大まかな考えからはずれた服装を変だと感じ、異質だととらえるーと結論付けました。
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 ポスターセッションではこの他、大学院修士課程の小嶋理沙さんと武江倫子さん、横川教授の3人が「銘仙に見られる水玉文様」、生活環境学科副手の野津美絵さん、同学科准教授の三宅正弘さん、同学科4年の大江左紀さんが「水辺のおける暮らしの空間特性と風土性―高石垣集落における石垣を事例にー」、大学院修士課程の久保園政子さんが「大塚末子の改良和服について」それぞれ発表しました。

新入生歓迎会が行われました。(2010.4.17)
 在学生のお世話による新入生歓迎会が、大学・生活環境学科は4月10日(土)に、短大・生活造形学科は4月17日(土)に行われました。学科の教員が一言ずつ挨拶をしたあと、軽食を食べながら、学生たちの次の活動が紹介され、一緒にやりましょうと呼びかけられました。

◆体育祭で行われる、独創的な衣裳をまとって講堂の舞台上で行うダンス競技である「コスチューム」
◆文化祭のファッションショー →ファッションショーについて
エコラボという、学生と教員による学内の環境問題を考えるグループの活動
+create pressという、学生が取材・撮影・編集して発行しているフリーペーパー(年間に3号ほどが発行される)の活動
◆西宮市北部の山口町にあった、解体寸前の茅葺き古民家を生活環境学科の学生を中心とするボランティアの手で自力修復する、古民家再生プロジェクト →詳 細(外部サイト)
◆かつては日本一の苺(いちご)ブランドだった鳴尾の苺の復活に取り組む、鳴尾苺保存会 → 詳細(外部サイト)
最後に、ビンゴゲームをしてお開きとなりました。

短大・生活造形学科新入生歓迎会(2010.4.17)

大学・生活環境学科新入生歓迎会(2010.4.10)
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新入生が入学しました。 (2010.4.6)
 2010年度の武庫川女子大学入学式が4月5日、中央キャンパス・公江記念講堂で行われ、大学・生活環境学科にも約140名の新入生が入学しました。4月6日には短期大学部の入学式が行われ、短大・生活造形学科へは、約210名の新入生が入学しました。