生活環境学科・生活造形学科 2007年度のトピックス

  大学生活環境学科、短大生活造形学科の2007年度のトピックスです。
上から新しい順に並んでいます。
写真の中には、クリックすると大きくなるものもあります。戻るときは、ブラウザーの「戻る」で。

最近のトピックスや2007年度以外のトピックスは、コチラ

海外研修を行いました。(2008.4.4)
 大学・生活環境学科と短大・生活造形学科では、2008年3月24日(月)から4月2日(水)の日程で、2007年度の海外研修を行いました。訪問先は、スペインのバルセロナ、フランスのカルカッソンヌ・モンサンミッシェル・パリなどでした。参加者は68名で、Aコース(スペインからフランス)とBコース(フランスからスペイン)に分かれて行動しました。
海外研修のページ

学生作品集2007ができあがりました。(2008.3.21)
 大学・生活環境学科と短大・生活造形学科の学生さんの日頃の授業の作品を集めた「学生作品集2007」ができました。1年次から高学年までの、作品を作る全60科目について、優秀なもの(1〜4点ずつ)を、科目の紹介、本人のコメント、担当教員のコメントとともに収録しています。また、課外活動の成果(外部への応募作品や文化祭での成果など)や卒業研究・修士論文の成果も収録しています。在学生全員(2008年度の新入生も)に配布されます。
 学科の教員の手作り(印刷・製本は業者)による、全170ページ、オールカラーの冊子(B5版)です。




西宮の産学官連携事業の発表会で、生活環境学科の黒田智子・准教授のゼミ生8人がデザインした菓子のパッケージが発表されました。(2008.3.13)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 商業団体のリーダーや次代を担う若手経営者らが“繁盛店づくりの技術”を学ぶ「西宮あきない塾」(主催:西宮市、西宮商工会議所、西宮市商店市場連盟)の逸品評論会が3月12日夜、西宮商工会館で開かれ、生活環境学科の黒田智子・准教授、中谷幸世・副手、学生8人デザインしたパッケージが、「あおやま菓匠」の青山浩志氏と「ベルン」の倉本洋一氏から発表されました。

 生活環境学科の黒田智子・准教授(下の2枚の写真のそれぞれ左端)のゼミ生(3年生)の、布野未樹さん (右の写真の右端)、中井麻美さん(右の写真の左から2人目)、鵜飼梨恵さん、富田愛さんが「あおやま菓匠」の、黒田弥生さん(右から2番目の写真の右端)、石塚三夏さん(右から2番目の写真の左から2人目)、湯川莉乃さん、松葉佐知さんが「ベルン」のパッケージを担当。パッケージデザインに取り組むのは初めての経験でしたが、12月から各商品のコンセプトやパッケージへの希望などについて、打ち合わせをしたり、実際に20種類以上のお菓子パッケージを見たりしながら、提案をまとめました。


 「和菓子道楽 あおやま菓匠」の和菓子「酒づつみ いろだま」は、4種類の餡を使った葛菓子です。お菓子は、西宮の四季を、桜・抹茶・マンゴー・大納言の餡でイメージし、西宮の酒を練りこんだ上品なものです。西宮の美しい桜と、酒造りの歴史、そして竹久夢二のデザインイメージのようなモダンな印象を持たせたい。という、青山さんの想いから、コンセプトを“音・譜・曲”と設定しました。
 パッケージ(写真=左端)は、4つのお菓子が一列に並ぶ細長い箱で、色は黒、和紙のような質感を持たせます。箱を開けると、桜模様のフィルムシート越しにお菓子を見せ、期待感を高めます。また箱の外に着物の帯のような包装をあしらい、帯の裏側に桜の名所や酒蔵、あおやま菓匠の店舗の位置が分かる地図をデザインします。

 洋菓子店「ベルン」の焼き菓子は、自然あふれる、ふるさとのおばあちゃんからの贈り物のイメージで創作中です。丹波栗を使い、兵庫を代表する逸品に仕上げたいという倉本さんの情熱を受け止めて学生たちは、4種類のパッケージを提案しました。それを元にさらにブラッシュアップし、高級感、和の雰囲気、手作り感を大切にした蓋つきの箱にまとめました。(写真=左から2番目)年輪のある木片をイメージした箱は、温かさや歴史を感じさせます。また、焼き菓子を包む包装は、栗の葉がお菓子を抱くようなデザインを提案しました。

 学生たちは、「箱を開けてお菓子を取り出すワクワク感で最後まで頑張れました」「普段の課題なら、すべて自由に作ることができますが、コストを考えることなど初めてのことで勉強になりました」「去年の“想いdeキャッチボール”のパッケージの完成度が高いので、それ以上のものを作らないとというプレッシャーがありました」「青山さん、倉本さんのご意向をきちんと汲み取ってデザインを進めたことで、コミュニケーションの大切さを実感しました」と感想を話しました。

 黒田准教授は、「パッケージは、手にとって開き、お菓子に出会い、盛り付けるまでのストーリーを創るものと考えています。学生たちは限られた時間で、最後まで手を抜かず、全力でアイデアを出すという貴重な経験ができたと思います」と話していました。

環境に関する知識と環境問題に取り組む姿勢を問う「環境社会検定」に、学生20人が合格し、「エコピープル証」を授与されました。(2008.3.10)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 環境に関する知識と環境問題に取り組む姿勢を問う「環境社会検定」(主催:東京商工会議所)の合格者が2月に発表され、「エコラボ」主催の対策講座を受講した本学の学生20人が合格しました。合格者には「エコピープル証」=写真=が授与されました。
 
 この検定試験は「eco検定」と呼ばれ、環境に関する幅広い知識を持ち、社会の中で率先して環境問題に取り組む「人づくり」と、環境と経済を両立させた「持続可能な社会づくり」を進めるために行われています。2006年から始まり、3回目となった今回は全国で1万5千人以上の受験がありました。
 
 生活環境学科の学生と教員が学内環境を考えるために立ち上げたグループ「エコラボ」は、無料の対策講座を実施し、環境への意識を高めてきました。エコラボでは、今年7月に行われる次回試験に向けて全学部・学科の学生を対象とした対策講座も予定しています。

 エコラボメンバーの竹下俊夫・生活環境学科教授は「この検定試験をきっかけに多くの身近なことから環境問題に関心を持ってもらいたいです。これからも一人でも多くのエコピープルを増やして行きたい」と話しています。

景観を生かし、お年寄りに優しい街に―。生活環境学科の学生が甲子園口商店街で、街の活性化案を提案しました。(2008.2.29)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 「商店街の活性化」をテーマに卒業研究をした生活環境学科4年の学生2人が2月29日午後、甲子園口商店街のコミュニティスペース「ふれあいスポット」で、商店主や自治会役員ら約20人を前に研究成果を発表しました。

 甲子園口商店街はJR甲子園口駅から国道2号線までの全長約700メートルの大きな商店街ですが、近年は空き店舗が増えるなどして以前の活気が失われつつあります。空間計画が専門の竹下俊夫・生活環境学科教授は昨年5月、活性化プロジェクトを開始した甲子園口商店街から協力依頼を受けました。卒業研究のテーマを探していた竹下ゼミの永井弘美さんと竹本恵さんは、これをきっかけに「商店街の活性化」について卒業研究を開始。2人は、同商店街が西宮市から助成を受けている「甲子園地区・地域連携商店街活性化支援重点化モデル事業」の検討会にも参加し、地域の方と話し合ってきました。

 永井さんは「景観づくりによる甲子園商店街活性化」と題して、甲子園口地区の緑豊かな景観や河川環境を生かして商店街の景観づくりをするよう提案。竹本さんは「これからの商店街‐甲子園口商店街を事例に‐」と題し、アンケート調査で地元住民のニーズを分析したうえで、休憩スペースや読書スペースを設けるなどして、お年寄りにも優しい商店街を目指すことを提案しました。

 発表後、参加者からは「商店街に学生の交流スペースを設けてはどうか」「提案したもらった案を参考に、商店街全体の意思統一を図るようにしよう」などという意見が出ました。学生を指導した竹下教授は「すぐには実現不可能なアイデアかもしれませんが、学生の若い発想が少しでもお役に立てば」と話しています。

 ※この取り組みは、神戸新聞の3月1日付朝刊阪神版の「甲子園口商店街 女子大生が活性化指南 『理想のまち』へ住民と熱く論議」で紹介されました。

学科展を開催しました(2008.2.29)
 2008年2月23日(土)から2月27日(水)の5日間にわたり、大阪・梅田・阪急三番街催し広場において、今年度の卒業研究を中心とした大学・生活環境学科、短大・生活造形学科の学生の成果を展示する学科展を開催しました。多くの皆様にお越し頂きました。有り難うございました。詳 細(会場の様子もご覧いただけます。)

卒業研究発表会が開催されました。
 2008年2月15日(金)に、2007年度卒業研究発表会が開催されました。前年度までは、ポスター発表と口頭発表の2種類の発表形式で行っていましたが、今年度は口頭発表のみとして、3会場に分かれて9時から18時まで行いました。発表者は、1人10分の持ち時間で、パワーポイントを用いて発表し、その後質疑応答が行われました。134人の発表者それぞれは、1年間の研究の成果を見事に披露しました。
 この成果の一部は、2008年2月23日(土)から2月27日(水)、大阪・梅田・阪急三番街催し広場において開催された学科展でも発表されました。

卒業研究発表会の様子(各写真は、クリックすると大きくなります。)
A会場での発表風景
 この会場では、衣から住、街・都市という「生活環境」や「生活文化」をテーマとする研究を中心に発表が行われました。
B会場での発表風景
 この会場では、衣や住に関する実験に基づく研究、繊維・ファッションに関する調査研究、服飾の創作に関する発表などが行われました。
C会場での発表風景
 この会場では、住宅や都市に関する研究や、卒業設計の発表などが行われました。作った模型を会場に持ち込んで発表した人もいました。
作品の展示
 発表会場の隣の教室には、創作作品が展示されました。この教室には服飾系の作品が並べられました。
作品の展示
 発表会場の隣の教室には、創作作品が展示されました。この教室には建築模型が並べられました。
卒業論文の展示
 それぞれが提出した卒業論文が展示されました。論文は30ページ程度にまとめられ、設計図面は縮小印刷して綴じ込まれています。また、データや資料は別途添付されました。

「第3回学生のための屋上利用提案競技」で、生活環境学科の学生・村尾直美さんと加藤美歩さんのアイデアが見事、最優秀賞を受賞しました。(2007.12.27)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
学生を対象にした公開コンペ「学生のための屋上利用提案競技-あなたのアイデアで快適な街づくり-」(主催・特定非営利活動法人「屋上開発研究会」)で、生活環境学科森ゼミの4年生、村尾直美さん=写真左=と加藤美歩さん=写真右=の作品が、応募数約30作品の中から見事、最優秀賞に選ばれ、表彰されました。
 
 今回で3度目の開催となるコンペでは、都市における未利用の空間である「屋上」を、ヒートアイランド緩和のためにどのように活用できるか、また都市を自然再生する景観形成などについてアイデアを募集していました。
 
 村尾さんと加藤さんは、「ヒートアイランド緩和のための空間利用」をテーマに、「都市部の屋上を利用した学校での食育提案」をまとめました。現代の子どもたちが、自分たちの口に入る野菜や果物などがどのように生産されているかを知らない―という現状に着目し、学校の屋上を利用して、子どもたちがそれを知るきっかけを作ろうと呼び掛けています。
 
 12月12日に行われた最終審査では、8人の審査員の前でプレゼンテーションし、都市部に位置する学校の規模や生徒数で、村尾さんと加藤さんの提案するプランがどのように実現できるかを、実在する大阪市内の中学校の検証結果などを含めて説明しました。
 
 村尾さんと加藤さんは「プレゼンテーションで審査員の方々の意見や、ほかの提案者の案を聞くことができ、とても刺激になった」「最終審査の場に立てたことは、学校ではできない貴重な体験でした」と最優秀賞を受賞した喜びを話しました。
「さかさ門松」の復活で地元・鳴尾と街づくりを〜生活環境学科の学生が手作りの門松を商店街に飾りました。(2007.12.22)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 かつて、西宮神社の周辺や鳴尾で行われていた「さかさ門松」を飾る伝統文化を復活させようと、生活環境学科の3年生65人が手作りの「さかさ門松」を作り、12月21日、通学路でもある鳴尾本町商店街に飾りました。
 「さかさ門松」とは、えびす様が巡行される時に目を突かれることのないようにと、十日えびすの時期に門松の松を逆さまにする風習です。三宅正弘・生活環境学科准教授が授業「まちづくり論」の中で、門松を制作するワークショップを実施。学生たちが、それぞれがオリジナルのデザインで、松の枝にナンテンや松ぼっくり、紅白や金銀の水引をあしらった「さかさ門松」を作り、鳴尾本町商店街の街灯や協力していただけた商店に飾りました。この門松は2008年1月10日の本えびすまで飾ります。

 学生たちは「松をさかさまにする門松は初めて知りました。いろんな伝統があるのだなと思いました」、三宅・准教授は「地域の伝統を知ることで、学生も、そこに住む人も街に愛着をもってほしいですね」「学生の作品飾りから始めましたが、これが地域の門松づくりにつながれば」と話していました。

公開講座「アンデス文明と環境・・風土が育む文明−熱帯高地の高度差利用」を開催しました。
 2007年12月15日(土)14時から、 藤井龍彦先生(国立民族学博物館名誉教授)をお迎えし、「アンデス文明と環境・・風土が育む文明−熱帯高地の高度差利用」の演題で、公開講座を開催しました。
詳 細

第25回「古建築を観る会」で、法隆寺を訪ねました。(2007.12.9)
 第25回「古建築を観る会」を2007年12月9日に行い、竜安寺、金閣寺、大徳寺を訪ねました。

 今回は、主として禅宗様建築と庭園を観ました。京都市営地下鉄「北大路駅」に10時に集合し、竜安寺方丈庭園(石庭)、金閣寺と庭園を見学したのち、大徳寺へ行きました。大仙院は工事のため拝観できませんでしたが、塔頭の一つである黄梅院が特別拝観出来ました。そして大徳寺の伽藍(三門・仏殿・法堂)を外部から拝観しました。


本学がパッケージをデザインした洋菓子「想いdeキャッチボール」が、美しく独創的で機能もすぐれた商品として「グッドデザイン賞品」に認定されました。(2007.12.6)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 本学がパッケージをデザインし、ケーキハウス「ベルン」(西宮市)が発売しているバターケーキ「想いdeキャッチボール」=写真右=が2007年11月30日、財団法人「大阪デザインセンター」に美しく独創的で機能もすぐれた商品である「グッドデザイン商品」と認められ、認定証明書=写真左=が発行されました。
 グッドデザイン商品は、産業の振興と生活文化の向上に資することを目的に認定され、生活に豊かさと潤いを与えてくれる、美しく独創的で機能にもすぐれたデザインの商品に与えられます。今後は「想いdeキャッチボール」は、大阪デザインセンターの選定マークが付けられて発売される予定です。
 ベルンは昨年、「西宮のランドマークの甲子園をモチーフにしたものを作ろう」と商品開発を企画しました。本学研究活性支援課の仲立ちで、パッケージのデザインは当時、本学生活環境学部助手だった谷敬子さんが担当。パッケージは球場に見立てた円筒形で、ツタをイメージした緑色が基調になっています。中にはバター風味の上品な甘みの焼き菓子5個が入っており、食べた後はパッケージは小物入れとして使えます。
 この「想いdeキャッチボール」は、デザインはもちろんのこと、大学と地域中小企業との産学連携のモデルケースとしても注目されており、西宮市学文殿町1のベルン本店と浜甲子園、甲東園店で販売されています。

キッズ ドリーム ウェアー ファッションショー2007へ出品
 大学生活環境学科の6名(3年生)と短大生活造形学科17名(2年生)の学生達が、2007年11月18日(日)、神戸ハーバーランドスペース シアター(開演15時)で開催された「キッズ ドリーム ウェアー ファッションショー2007」に可愛い子供服を制作し出品(6点)しました。この催しは今年で4年目を向え、神戸ファッション協会が地元のアパレル企業と協賛し、神戸のファッション系大学生や専門学校生を公募したもので、「あったらいいなこんな服」をテーマに3〜12歳までの全国の子供達にデザイン画を募集し、300点以上の中から44点を選び、子供がこんな服が着たいと思う夢の服を学生が手作りし、ショーではデザイン画を描いた子供がモデルとなって出演しました。(2007.11.21)

女性よ!めざせ理工系! 「ひょうご女性未来会議in西宮」が甲子園会館で開かれ、学生・生徒・教員・OGが理工系分野の女性の活躍について議論しました。(2007.11.10)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 「第14回ひょうご女性未来会議in西宮」(主催:ひょうご女性未来会議、武庫川女子大学)が11月10日午後、上甲子園キャンパス「甲子園会館」で開催されました。「女性よ!めざせ理工系〜活かそう・育てよう・支えよう〜」のテーマのもと、理工系分野における女性の育成について活発な議論が交われ、女性を中心とする約100人の参加者が聞き入りました=写真右=。


 冒頭に肥山詠美子・奈良女子大学理学部物理学科准教授が「私はこうして理系を選んだ」と題して基調講演しました。肥山准教授は「母親・高校の物理の先生・大学院の指導教官という3人との出会いが、私を研究者へと導きました」と、物理学者をめざしたきっかけを説明。最後に「理系だからといって英語・国語をおろそかにしてはいけないと思います。自分の意見を伝えるためには、英語・国語の力は必須です」と語りました。

 続いて、石黒京子・薬学部教授をコーディネーター、奥野温子・生活環境学科教授をアドバイザーとし、パネルディスカッション「だからわたしは理工系」が行われました。
 パネリストは、食物栄養学科OGで近畿中央胸部疾患センター管理栄養士の中山環さん、一級建築士の吉田裕枝さん、薬剤師の安原菜津子さんのほか、理工系で学ぶ女子大学生として生活環境学科4年の田深弘子さん、理工系に進学を希望する高校生を代表して附属高校2年スーパーサイエンスハイスクール(SSH)コースの福田侑梨子さんと西宮北高校2年サイエンスコミュニケーションコースの西川晶子さんが務めました=写真左=。

 パネリストたちは、仕事と家庭の両立や理工系を選んだ理由について説明。中山さんは「後輩たちのためにも、育児休業を取得しても仕事に復帰できる環境をつくっていきたい」と話しました。また、薬学部に進学するためにSSHコースに入ったという福田さんに対し、石黒教授は「薬学部はいろいろな職業に就ける選択肢の広い学部ですよ」とアドバイス。会場の女子高校生や女子大学生は、うなずいたりメモをとったりして興味深そうに議論に耳を傾けていました。最後には奥野教授が「女子のパワーを結集して、若い人たちを社会へ送り出していきましょう」と締めくくりました。
 
 卒業後は木造住宅の建築会社に就職が内定しているという田深さんは「今日は、仕事と家庭を両立して生き生きと活躍されている皆さんの話を聞き、私も今後の人生が楽しみになりました」と話していました。

繊維製品品質管理士(TES)資格に多数合格しました。
 2007年7月15日(日)に、全国6会場で行われた、繊維製品品質管理士(TES)<日本衣料管理協会主催>の試験結果が発表され、348名の合格者は、11月1日に有資格者として登録されました。全国で1913人が受験し合格者は348人、合格率は18.2%という難関でした。この資格試験は、繊維製品の品質管理、性能の向上や消費者のクレーム防止に対する知識が問われ、現職者でも難しいとされています。本学からは、大学生活環境学科在学の3名と大学院在学の1名が見事合格しました。また、卒業生からも5名が合格しました。なお、本学は毎年試験会場を提供しています。(2007.11.1) TESについて

新進デザイナーの登竜門「KDKファッショングランプリコンテスト」で、短大・生活造形学科アパレルコース1年の学生6人の作品が佳作に入選。自作のドレスを「2007KDKモードショウ」のステージで披露しました。(2007.10.24)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 短大・生活造形学科アパレルコース1年の上村久美子さん、小林未来さん、郷野由季さん、園田彩夏さん、須賀十萌さん、庄司絵利子さんら6人(制作5人、モデル1人)がデザイン・制作した作品が、「KDKファッショングランプリコンテスト」で佳作に入選。10月17日に京都で開催された「KDKモードショウ」(主催・KDK京都服飾デザイナー協会など)のステージで、自作のドレスを披露しました=写真左=。

 今回の「KDKファッショングランプリコンテスト」のテーマは「エレガントな時間(とき)」で、全国から400点ほどの応募がありました。1次審査のデザイン画審査で67点に絞られ、2次審査を経て入賞および佳作に入選したのは35点でした。

 上田一恵・短大生活造形学科非常勤講師の熱心な勧めにより、応募を決意した上村さんたち。文化祭のファッションショーの準備と平行して、夏休み期間中の作業となり、厳しいスケジュールの中で6人力を合わせて一つの作品を作り上げました。上村さんたちの作品は、光沢のある生地を使ったワンピースで、肩部分には柔らかく膨らみのある素材で作った「花」が大きなアクセントになっています。

 6人は「大変だったけど、忙しい中、時間を割いて私たちの様子を見に来てくださった先生の励ましがあったから、完成させることができました」「このコンテストに出場したのは、とてもいい経験になりました」「将来はファッション関係の仕事に携わり、この道を究めたいです」と話していました。

 上田講師は「1年生ということもあり、経験が浅いので心配な部分もありましたが、各人の得意な分野を生かし、最後まで協力し合って、和気あいあいと制作に励んでいました。初めての経験で、いい結果を得ることができ良かったと思います」と学生の健闘をたたえました

生活環境学科・生活造形学科の学生による文化祭企画
 武庫川女子大学の2007年度の文化祭が、10月20日(土)と21日(日)に開催されました。(2007.10.21)
・生活環境学科・生活造形学科の学生によるファッションショーが、20日(土)17時30分より、もみの木広場で行われました。 詳 細

・生活環境学科の学生による「I:dome」という、空間を体感してもらう参加型展示が、20日(土)、21日(日)に行われていました。詳 細

・エコラボでは、2007年5月から取り組んで来たオリジナル・エコバッグ2タイプ11種の試作品を作製し展示発表をしました。(2007.5.8) 詳 細

・そのほか、クラスや学生のグループによる模擬店なども行われていました。

第24回「古建築を観る会」で、法隆寺を訪ねました。(2007.10.20)
 第24回「古建築を観る会」を2007年10月14日に行い、法隆寺を訪ねました。
 今回は、日本建築史の授業などで最初のころに必ず学ぶ「法隆寺」を取り上げました。朝10時にJR関西線法隆寺駅に集合し、17時まで、丸1日の見学会となりました。
 見学したのは、世界遺産・法隆寺の金堂・五重塔・夢殿などです。
 参加した学生さん達は事前に配布した資料を片手に、解説の耳を傾け、熱心にメモするなどしていました。解散時には、みんな心地よい満足感に浸りながら帰路につきました。
 現地解説講師・・・妻木靖延先生(元本学非常勤講師)
築地塀・上土門前での説明風景。奥に見えるのは南大門です。
生活環境学科の学生が参加した「団地再生プロジェクト」の模様が10月16日夕、毎日テレビで放映されました。(2007.10.16)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 生活環境学科の学生が参加した「団地再生プロジェクト」の模様が10月16日夕、毎日放送のエンターテインメント番組「ちちんぷいぷい」で放映されました。

 このプロジェクトは、中古団地の住戸を改修し、居住者ニーズに応える住戸作りと団地の再生を考えるもので、本学生活環境学科が関西大学、大阪市立大学などの学生たちと一緒に参加しました。

 番組では漫才コンビ「ロザン」がレポート役になって、プロジェクトを紹介。同学科の大坪明教授がコンセプトを話し、大学院生(生活環境学専攻)の鈴木優里さんらがリフォームした部屋を案内し、説明しました。

個性的な改修で団地の再生をー。生活環境学科の学生が団地住戸内の改修を通して再生を提案しました。(2007.9.29)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 本学生活環境学科の学生を含む、5つの教育機関(武庫川女子大学、関西大学、京都工芸繊維大学、大阪市立大学、大阪工業技術専門学校)の学生たちが、中古団地の住戸を改修し、居住者ニーズに応える住戸作りと団地の再生を考えるプロジェクトが進んでいます。9月29日に、学生たちが実際に約2カ月半かけて改修した住戸の見学会と、団地再生を考えるシンポジウム「蘇る中古団地の住戸(学生による自主改修を通して)」が開催されました。
詳 細


 このシンポジウムは、都市住宅学会関西支部主催、武庫川女子大学生活環境学科と日本建築学会近畿支部環境保全部会共催。上甲子園キャンパス甲子園会館で行われました。

 学生たちは、解体前の西武庫団地で1DK(28u)の住戸をそれぞれ一軒ずつ改修。画一的な同一間取りの住戸が個性的に生まれ変わりました。
 生活環境学科3・4年生と大学院生の10人を中心とするグループよる改修は、「DOMA 304」をテーマに土間に注目した空間を設計しました。みんながくつろげる空間を目指したという部屋は、ワンルームとし、石窟住居をイメージした白い壁と床はフローリング。土間で部屋全体を左右に分け、ワークスペースとミーティングスペースを作りました。また、バルコニーと部屋の高さをそろえることで、外部とつながるひろびろとした空間を演出しています。このフローリングは解体した住居の床や柱を再利用しました。=写真右=

 各校の報告で本学グループは、大学院生活環境学専攻の鈴木優里さんが、改修プロジェクトの内容を発表しました=写真左=。3階であったことと、傷みが激しかった部屋を改修するのに苦労したことや、フローリング素材は解体した住居の床や柱から探したことなどを報告しました。 
 自分が住みたい空間をデザインしたという部屋は、メンバーが自然に土間で座ってくつろいでいたそうで、イメージどおりの憩いの空間に仕上がったようでした。

 各校の報告に続いて、リノベ研の三谷幸司氏が、改修作業についての講評を行い、狭い空間の利用法や廃材の再利用などの提案への評価や学生たちへのアドバイスを話されました。
 また、高田幸雄・京都大学大学院教授による基調講演「ストック活用と団地再生」や、コーディネータを含むパネリスト7人によるパネルディスカッションでは、ストックである既存の建物(団地)の活用とその課題について、参加者もともに熱心な議論が交わされました。(参加者は学生や建築関係者など約200人)

 学生の改修について会場の参加者による投票が行われ、武庫川女子大学チームは敢闘賞を受賞しました。(優秀賞は関西大学チーム)

「遊山箱」をテーマに女優の藤村志保さん、料理の服部幸應さん、脚本家の市川森一さんらと、三宅正弘・准教授が語り合いました。(2007.9.20)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 生活環境学科の三宅正弘・准教授=写真右の左から二人目=が研究している遊山箱(ゆさんばこ)という伝統的な子供用のお弁当箱が、最近、四国で復活してきています。遊山箱は、かつて桃の節句の日に、ごちそうをつめて、それを持って友達同士で野山や海に遊んだものです。そのお弁当箱について、食育や子育てなどの視点からシンポジウム「遊山箱復活」(主催:徳島県・社団法人日本放送作家協会)が9月7日、徳島市の徳島県郷土文化会館で行われました=写真左=。

 このシンポジウムは、徳島県でこの秋に開催される国民文化祭・とくしま(おどる国文祭)のプレイベントとして、各界からの専門家が集まりました。パネリストは三宅・准教授のほか女優の藤村志保さん=写真右の右から二人目=、料理研究家の服部幸應氏=同左端=、日本放送作家協会理事長の市川森一氏、徳島県知事の飯泉嘉門氏で、司会の脚本家の羽田野直子さんとともに熱く語り合いました。

 服部先生は食育、市川先生は子育ての視点からお弁当箱への期待を述べられました。お二人は文部科学省の中央教育審議会で教育の提言を続けておられ、これからの教育や地域文化の中での、遊山箱の可能性についても話されました。

 三宅准教授は、遊山箱との出会いを話し、続いて「徳島の人々は遊山箱のことが話題になると、お母さんや家族への感謝の気持ちが噴きあがる」「遊山箱に熱い思いを抱いている」などと語りました。「まちづくり」が専門の三宅准教授は、まちづくりを考える時に、地域の人が愛情を持って地域の将来像を語り合えるテーマを見つけることが大切だと語り、遊山箱は5年間かかって徳島で見つけた、まちづくりの資源といいます。最後に「遊山箱は、お母さんや家族への感謝が詰まって始めて遊山箱である」と話しました。

 シンポジウムに続き、徳島の方々から募った、子供のころの遊山箱の思い出を、女優の藤村志保さんが朗読しました。ピアニストで作曲家の中村由利子さんの演奏に乗せて、戦前から戦中、戦後にかけての遊山箱を通した家族への感謝の気持ちが読まれ、参加者約500人が聞き入りました。

オープンキャンパスと学科展
◆2007年夏のオープンキャンパスは、7月21日(土)、22日(日)、8月11日(土)、8月12日(日)、9月8日(土)に行いました。多くの高校生の皆さんにお越しいただくことができました。(2007.9.8) ◆昨年度の卒業研究・卒業制作の成果を中心に展示した「学科展」を、オープンキャンパスにあわせて、8/11、8/12、9/8に開催しました。(2007.9.8)詳 細(会場内の写真もあります)

ギャラリー特別展「食玩展〜象徴としての生活文化をあやつるもの」開催
 夏のオープンキャンパスにあわせて、生活環境学科食玩研究会は、資料館との共催で、「食玩展」を開催しました。食玩は、お菓子や飲み物に付けられたオマケのことです。グリコがはじめたこのオマケは「添え物」を超え、今では、子ども向けより大人のコレクションとして一つの生活文化を形成しています。この企画展は、食玩研究会の研究「現代日本の生活文化における食玩(おまけ)の位置」の中間報告として、収集資料の紹介や調査の結果得られた知見を紹介しました。
◆特別展◆
 日時:2007年8月11日(土)、12日(日)、9月8日(土)  10:00〜16:00(実際は17:00)
 場所:中央キャンパス 公江記念館2階 ギャラリー(入場料:無料)

本学が甲子園球場をイメージしてパッケージをデザインしたバターケーキ「想いdeキャッチボール」が発売されました。(2007.8.20)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 本学が甲子園球場をイメージしてパッケージをデザインしたバターケーキ「想いdeキャッチボール」=写真=が、夏の全国高校野球選手権大会が開催されている最中に、西宮市の洋菓子店「ベルン」から発売されました。全国からやってきた高校野球ファンや帰省客らに人気の商品になっています。

 ベルンは昨年、「西宮のランドマークの甲子園をモチーフにしたものを作ろう」と商品開発を企画。当時、本学生活環境学部助手だった谷敬子さんがパッケージのデザインを担当しました。パッケージは球場に見立てた円筒形で、ツタをイメージした緑色が基調。中にはバター風味の上品な甘みの焼き菓子5個が入っており、食べた後はパッケージは小物入れとして使えるようになっています。谷さんは「親子でキャッチボールを楽しんだころを、懐かしんでいただけるようなデザインを心掛けました」と話しています。

 「想いdeキャッチボール」は西宮市学文殿町1のベルン本店と浜甲子園、甲東園店で販売されています。

「エコラボ」が募集したエコバックのデザイン最優秀賞が決まりました(2007.7.30)
 大学生活環境学科と短大生活造形学科の学生19人と教員8人による、学内の環境問題を考えるグループ「エコラボ」では、レジ袋を削減するエコバッグのデザインと、グループのロゴおよびシンボルマークの募集をしていましたが、その最優秀賞が決まりました。 詳 細

米、豪からやってきた夏期短期留学生が、藍の絞り染めを体験(2007.7.2)
 アメリカとオーストラリアからやって来た17人の夏期短期留学生は、学生らの家にホームステイをしながら、本学キャンパスで日本語や日本の文化などを学んでいますが、7月2日(月)に、生活環境学科で、 「藍染め」を体験しました。
 生活環境1号館31教室で日本の伝統工芸である藍の文化、中でも「絞り染め」の技法について説明を受けたのち、白いハンカチを使って、「藍染め」を体験。絞り染めは、本来は糸を使用しますが、今回は輪ゴムで、それぞれ思い思いに模様を付けました。仕上げにアイロンをあて、世界に一つだけの作品にみんな感激した様子でした。

若手デザイナーのファッションショーで短大 生活造形学科2年の澤村昌子さんがグランプリ(2007.6.28)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>

 学生や若手デザイナーが参加する審査形式のファッションショー「カジカジPresents SMILE PLUS」で、澤村昌子さん(短大 生活造形学科2年生)の作品が「グランプリ」に輝きました。
 2007年6月10日になんばHatchで行われたファッションショーには、専門学校などから50作品がエントリー。本学学生も5作品を応募。澤村さんは、その最優秀賞であるグランプリを獲得しました(=写真左の前列中央=)。
 澤村さんの作品のテーマは「新しい×ジャポニズム」。アンティークなイメージのドレスに帯を締め、タビと下駄もコーディネート。アクセサリーもそろえました。レースを使ったかわいらしいイメージと和の雰囲気をみごとに合わせています。作品が、服だけでなく、足元までトータルにデザインされたことが高く評価されました。
 また、ファッションショーのステージのモデルは片山由貴さん(短大 生活造形学科2年生=写真右=)が務めました。

 受賞後、澤村さんは「グランプリに選ばれるとは思っていなかったので、本当に嬉しくて涙がこぼれました」「なかなか思うようなものができず、悩んだりしましたが、楽しくやろうと思って作り上げました」「専門学校生が多い中で、短大生の私が受賞できたことは、いい意味で一線が越えられた気がします。またチャレンジしたいです」と話していました。

卒業生の西美有起さんが「銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト2007」のオブジェ・クラフト部門に入選 (2007.6.28)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 大学生活環境学科を今春、卒業した西美有起さんが卒業制作として創ったペンダントトップ『Flowers〜12ヶ月の花々』=写真=が「銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト2007」のオブジェ・クラフト部門に入選しました。作品は2007年6月27日(水)から7月9日(月)にかけて東京・六本木の国立新美術館で開催中の同作品展で展示されています。

 同展覧会のテーマは「変化(Change)」で、銀粘土を主な素材として表現した作品700点以上が展示されています。西さんの作品は花をモチーフにしたペンダントトップ12点で、図録にも掲載されています。
 西さんは「自分の作品が選ばれると思っていなかったので、入選の通知が届いた時はとても嬉しかったです。シルバーアクセサリーを本格的に作ったのは今回が初めてです。最初は思い通りの形にならず、とても苦労しました。磨いては焼き、また磨くという作業を繰り返しましたが、手間をかけた分、良い作品になったのではないかと思います」と話しています。

西宮神社の「おこしや祭り」で、学生らが「ゆかたまつり」と「びわ市」を企画し参加しました。 (2007.6.14)<武庫川女子大学「ニュース・最新情報」より転載>
 西宮神社の神事として毎年6月14日に行われてきた「おこしや祭り」を市民のお祭りにしていこうと、生活環境学科の三宅正弘・准教授のゼミが地元商店街と協力して「ゆかたまつり」と「びわ市」を企画、学生らは浴衣姿で参加しました。

 この日は衣替えとして浴衣下ろしをし、浴衣を着始める日とされています。また、祭りの時期に、季節の果物の枇杷(びわ)を神前に供えたり、訪れる人に配ったりする風習があります。こうしたことにちなみ、学生らは地元の西宮中央商店街とともに「びわ市」を企画し、浴衣でお祭りに来てもらおうと呼びかけました。びわ市では、商店街の8つの商店がびわを使った料理や雑貨などを発売しました。

 ゼミ生と学生有志25人は「鳴尾のびわ娘」として浴衣姿で参加。西宮神社本殿での神事「おこしや祭り」に参列し=写真中=、神事の後は神社本殿で参拝者約150人にびわを配ったり=写真左=、阪神西宮駅のショッピングモール「エビスタ西宮」で市民におまつりへの参加を呼びかけたり=写真右=しました。

 同ゼミは、今春から西宮中央商店街の中に研究室を設け、地域情報誌「門前町づくり」を創刊するなどして、商店街や地域と一緒になって西宮の街づくりを考えています。

 おまつりを企画した学生たちは「今日はあいにくの雨でしたが、この日になったら浴衣を着たくなる。これからそんなお祭りになってほしいです」「門前町の良さや、地域のことをもっと知ってほしい。自分の住む街を好きになるきっかけになれば嬉しいです」と話していました。

卒業生を招いての講演会(2007.6.2)

 2007年6月2日、テキスタイルアドバイザー資格取得希望の学生を対象に、テキスタイルアドバイザー資格を持って社会で活躍している卒業生2名を招いての講演会が行われました。お一人は、百貨店系の会社で商品試験に携わっている方、もうお一人はスポーツアパレルで企画や生産に携わってきた方です。アパレル製品の品質・性能などの業務に関するお話、学生時代にやっておくべきこと、社会で働く上での心構えなどのお話をしていただきました。

生活環境館渡り廊下のライトアップ
 2007年5月29日(火)から6月1日(金)に、初夏の長い夕暮れに合わせて,照明の研究室のゼミ生で学舎の渡り廊下をライトアップしました(点灯:16時点灯、消灯:19時頃)。昼に見るとお洒落なデザインなのに,日がくれると何となく寂しい生活環境学科の渡り廊下・・。夕方遅くまで課題や宿題に取り組んで帰る学生皆さんに,廊下を通るほんの10秒を癒しの時間に!と研究室で考え,いろいろな色の和紙で照明器具を手作りしました。
 配置や配線,点灯消灯もゼミ生全員で分担して行いました。秋バージョン,冬バージョンも予定していますので,お楽しみに。

体育祭の「コスチューム」に参加
 武庫川女子大学の体育祭が2007年5月18日(金)・19日(土)に行われ、「コスチューム」(19日)に、大学生活環境学科、短大生活造形学科の合同チームが参加し、見事な演技を繰り広げました。(2007.5.19)
 コスチューム:
武庫川女子大学体育祭において、大学・短大の各学科対抗で行われるダンス演技種目。2500人収容の講堂の舞台で、学科ごとに個性的な衣裳をまとって演技を披露する。

「エコラボ」を立ち上げました。
 大学生活環境学科と短大生活造形学科では、学生19人と教員8人が、学内の環境問題を考えるグループ「エコラボ」を立ち上げ、レジ袋を削減するエコバッグのデザインと、グループのロゴおよびシンボルマークの募集を始めました。(2007.5.8) 詳 細

新入生歓迎会開催
 4月になり、生活環境学科、生活造形学科も多くの新入生を迎えました。在学生の皆さんのお世話で新入生歓迎歓迎会が、短大・生活造形学科は4月9日(月)に、大学・生活環境学科は4月14日(土)に行われました。(2007年4月)