このページでは、生活環境学科と生活造形学科の教育内容、施設・設備、教員についての、学生の声を掲載しています。学生が教職員に対して話してくれた内容を、教員の側でまとめた形の文章になっています。したがって、学生の話した言葉や寄せてくれた文章そのものではないことをご了承下さい。なお、話を寄せてもらった新しい順に掲載していますが、現在の学科の状況と合っているものについては、古いものでも削除せずに掲載していますので、既に卒業した人の「在学時代の声」も含まれています。
*大学 生活環境学科は2020年度入学生から6コース制に変わりました。新6コースの学生の声は今後収集して掲載します。現在のところ、2019年度入学生までの学生の声を掲載しており、コース名称も(旧)をつけて表示しています。
アパレルに関する専門知識や技能を身につけるための学びはもちろんですが、特に私を大きく成長させてくれたのは、文化祭に行われたファッションショー。テーマに合わせて自由にイメージを膨らませてデザイン。そしてその服に身を包み、ステージでパーフォーマンスを披露するという目標に向かって、みんなで作り上げていくことすべてが、貴重な体験でした。
(3年在学時の声)
アパレルの資格に関連した授業が多い上に、資格対策の講座もあるので、早い段階から資格取得を目標に勉強することができ、色彩検定の1級に合格しました。次は繊維製品品質管理士(TES) に挑戦します。アパレルだけでなく、住生活やインテリアも学べるので、衣服と生活という広い視野をいかして、将来は自分のブランドを持ちたいです。
(3年在学時の声)
実習では服づくりの基本やコツなどが学べ、繊維系の授業や実験によって服の素材選びがよく考えられるようになりました。授業以外でも文化祭のファッションショーに向けた作品づくりなどのために、友達と一緒に大学で長い時間過ごしています。
(3年在学時の声)
衣服の外観だけでなく、快適性や機能性など、消費性能についても知ることができ、今までの衣服に対する考え方が変わりました。2年間にわたって参加した文化祭のファッションショーでは、実習で身につけた技術を発揮することができました。
(3年在学時の声)
私は高校生の頃から色彩学に興味があり、また洋服が好きなこともあり、この学科に入りました。授業で、最近のファッション産業は個性化が進み、繊維製品も多様化し、流行のサイクルはとても早くなり、そのために消費者からの苦情は絶えないということを学びました。私も服を購入して一度洗濯しただけで型くずれしてしまった経験があります。これからもどんどん多様化するファッション産業には、テキスタイルアドバイザー はとても重要な存在であると思いました。
(3年在学時の声)
卒論では皮革の洗濯について取り組みました。私が皮革に興味を持ったきっかけは、友人の革のジャケットが購入後すぐにボロボロになってしまったことを、繊維製品品質管理士(TES) の大先輩(私がTESの試験に合格したときにお世話になりました)に相談した時に紹介していただいた皮革の専門家による講習を受けたことです。また、2年次に開講された、洗浄をテーマとする「界面科学」がとても好きで、この授業をきっかけに繊維や洗濯のミクロの世界に興味がわいたことがTESへの挑戦にもつながっています。就職先もクリーニング業界最大手の会社に決まり、学生時代に勉強したことを生かせればと思っています。
(4年在学時の声)
3年の後期が終わってから、学外実習に行きました。その実習ではアパレルや繊維の素材メーカーに行った友人もいるのですが、私は県の消費者センターで実習をしました。大学の教室の中で受ける授業とは全く異なり、わずか5日という短い期間でしたが、多くの教養が身に付いたと思います。実習の初日は、衣料品研究会に参加させていただいきました。それまで私は衣料品の苦情処理について、紙の上でしか見たことがありませんでしたが、実物を見て実際に検討することができて、すごくよくわかりました。また、そこにはクリーニング組合の方も来られていて、クリーニング店の立場、主婦の立場、苦情相談を受けるセンターの立場で、それぞれ意見が交わされて興味深かったです。
(4年在学時の声)
入学当初、文系出身の私は、「文理融合型」の授業についていけるかどうか不安でした。しかし、基礎から学ぶカリキュラムのおかげで、その不安は解消。また、授業を通じて将来は服飾に関する仕事につきたいと思うようになったこと、「色彩学」などの授業がきっかけで色彩検定2級を取得したことなど、生活環境学科は、目標をみつけ、ステップアップできる環境を私に与えてくれました。
(4年在学時の声)
附属高校から進学しましたが、洋裁が得意で、アパレルの道に進みたいと考えて生活環境学科を選びました。でも実際は、洋裁よりも実験が多く、どんどん実験に引き込まれていきました。実験は新しい発見ばかりでとても楽しかったです。4年の時は、研究室に入りびたりで卒業研究を行いました。今まで取得した資格の中で一番うれしかったのは、繊維製品品質管理士(TES) です。卒業後は、他大学の大学院に進学します。
(4年在学時の声)
デザインに興味があり、高校は美術科で平面デザインを勉強。大学では、インテリアを学びたいと感性を磨きつつ、理論的なことも学んでいます。
(3年在学時の声)
ファッション、建物、まち(街・町)・・・欲張りなことに、そのすべてに興味があって勉強してみたかった私が、たった一つ見つけた理想の進学先、それが武庫川女子大学の生活環境学科・生活デザインコースでした。受講科目はおもしろいものばかりです。学びを通して、ファッション業界や住宅業界に興味が出てきました。できれば将来は、衣と住を総合的に見ることができる仕事がしたいですね。
(3年在学時の声)
初めての設計実習では、有名デザイナーがデザインした椅子を選び、それに合う部屋を設計しました。利用する人の気持ちを考えながら、細かいところにまでこだわったデザインをすることができました。
(3年在学時の声)
こんな家に住みたいという住宅を自分で設計して模型を作る授業では、通学中や帰宅後も常に課題のことを考えていたほど夢中になれました。制作や実習の授業が多いので、やりがいを強く感じることができ、張りのある学生生活を送っています。
(3年在学時の声)
この学科は、服飾関連はもちろん建築関連の授業も充実しています。服飾だけではなく建築にも興味があったので、入学前から楽しみにしていました。期待通り、古いビルの様式や現代建築家たちの個性の違いなどが学べ、建築と服飾が相互に関係し合いながら変遷してきていることも理解できました。また、デザインだけでなく素材にも専門的な知識の裏付けが得られて、多面的な視点で服を評価できるようになりました。
(3年在学時の声)
私はどちらかというと、二級建築士の受験資格の取得を目指しているので、入学当初は住環境系の科目を中心に履修しようと考えていました。しかし、よく考えてみると住環境といっても幅が広く、建築デザインもあれば、室内の環境もあります。インテリアにはカーテンやカーペットなど繊維製品も多く、住環境もテキスタイルと深く関わっています。テキスタイルアドバイザー は、テキスタイルを総合的に学ぶことで、より幅広い視点で住環境をとらえることができると思いますので、二級建築士の受験資格だけでなく、テキスタイルアドバイザー資格も取得しようと思っています。大変でしょうが、頑張ってきたことが卒業時に自分の自信につながると思います。
(3年在学時の声)
服飾系と建築・インテリア系を幅広く学べ、様々な知識や技術が得られます。広い視野を持って学ぶことで、興味が持てる科目が増えました。
(3年在学時の声)
3つのコースはどれも魅力的に思い迷いましたが、図面を描いたり、紙でオブジェを作ったりする面白さを知り、建築デザインコースを選びました。今は和洋の住まいを設計するなど、クリーエーティブな作業に打ち込むことができ、とても充実した毎日です。
(3年在学時の声)
図面などの作品を提出する授業が多く、忙しく感じることもありますが、やりがいを持っています。また、学外の展示会にも作品を出品し、充実した毎日を送っています。興味のあることを積極的に行動に移すことが学生生活の秘訣だと思います。
(3年在学時の声)
建築デザインコースでは、人の生活などのソフトな面に重点を置きながら、建築を学べるのが魅力です。設計や実験などの体験型授業が多く、どれも興味深い授業なので、勉強が楽しいと思えるようになりました。大学は私にとって大好きな場所です!
(3年在学時の声)
工学部の建築学科よりも、生活や人に近い視点から建築を見ることができるような気がします。設計の授業には最も長い時間をかけるだけに、学ぶことも多いです。さらに、友人の作品を見ることも、とても勉強になります。
(3年在学時の声)
インテリアや住宅といった小さな範囲から、街という大きな範囲まで学べて視野が広がりました。設計の課題は多くのことをまとめなくてはいけないので大変ですが、それだけに作品ができあがったときの達成感は大きいです。
(3年在学時の声)
入学当初は建築とアパレル両方に興味があり、それぞれの科目を幅広く履修してきました。そうして学んでいくうちに、建築物の設計や製図をもっと勉強したいと思うようになり、建築デザインコースへ。1年次の授業で楽しかったのは、あるモデルハウスの平面図、断面図、立面図を50分の1の縮尺で描く「設計製図演習」。図面は、外壁、ドア、窓、柱などあらゆる部分に描き方のルールがあり、正確に描かなくてはなりません。それだけに少しずつ出来上がっていくのが嬉しかったです。
(3年在学時の声)
私は、建築・インテリア関係への就職を希望しています。一級建築士や二級建築士の資格を持っている人たちが男性も含めると大勢いる中、建築の知識しか持っていないのであればいけないのではないかと思っています。先生が「衣服は小さな住居、住居は大きな衣服」とおっしゃっていました。建物などのハードなものだけでなく、繊維などのソフトなものも大事だと思います。この学科では繊維関係のことも学べ、その知識は、建築・インテリア関係で働く上で必ず役立つと思っています。
(3年在学時の声)
ブラウス、ワンピース、スカート、ズボンを作り、集大成としてパーティードレスの制作を行いました。制作だけでなく、アパレル材料学、被服整理学、染色加工学にも夢中になりました。難しい理論も、実験と連動させながら学ぶため、理解が容易。繊維や洗剤、染色などに関する知識が増え、さらに深めたいと考え、大学への編入を希望しました。
(2年在学時の声)
服飾史の講義や、洗濯・繊維についての実験、アパレル生産の実習等があり、衣料に対して幅広く学べるのが専門学校とは違うように思います。また、自分の目で品質を確認できるようになったので、将来は品質管理のプロであるテキスタイルアドバイザーをめざしたいです。
(2年在学時の声)
高校生のときまでは自己流で服を作っていましたが、密度の濃い講義とともに、豊富に開講される体験型の実習・実験のおかげで、服の正しい作り方が身につきました。知識がどんどん広がり、服を作るのがこれまで以上に楽しくなりました。
(2年在学時の声)
実習で特に興味がもてたのは、「アパレルコンストラクション実習」でした。本格的な縫製を初めて学び、ブラウスやスカートなどを作りました。
(2年在学時の声)
アパレル製品の小売店でアルバイトをしていますが、色落ちしたとか、縫い針が残っていたとかの苦情が寄せられるのを経験しました。社員さんが対応するのですが、なかなか大変なようです。ここでは、テキスタイルアドバイザー の資格がとれるので、知識をしっかりと身につけて、衣料品の苦情にも適切に対応できるようになりたいと思っています。
(2年在学時の声)
この大学のいいところは、クラス制だということです。多くの授業がクラス単位で行われますので、友人ができやすく、また、友人とともに実習や講義を受けることができます。
(2年在学時の声)
生活造形学科は、服飾に関する幅広い知識と実践技術が習得できる、極めて充実したものでした。「アパレルコンストラクション実習」では洋服作りの基礎を習得。布選びから裁断・縫製に至るまで、平面の布から立体を創り出すことの難しさを実感しました。2年生の夏には、メーカー主催のアパレル関連のセミナーに参加。服の企画やデザインや、マーケティング戦略などを実践的に学びました。こうした経験と熱意が評価されたのかアパレルに就職が決まり、将来自分の店を持つという夢に一歩近づいた気がしています。
(2年在学時の声)
インテリアについて、デザインだけでなく家具や設備、快適な空間を実現するための計画など、様々な角度から学べるのが魅力です。これからさらに実践的な技術を学び、経験を重ねていきたいです。
(1年在学時の声)
家族構成を考えて、それに見合った住宅を設計する授業がとても楽しかったです。努力して課題を完成させたときの達成感は、今後も私の糧になると思います。
(2年在学時の声)
高齢者やハンディキャプを持つ人の動作を、模擬体験器具を用いて体験した授業では、私たちには何不自由なく生活できる住環境でも、彼らにとっては普通に生活することが大変だということを実感しました。授業の行う成果を発表し合うことがやりがいにつながりました。
(2年在学時の声)
プロダクトデザインや店舗設計の実習は、頭の中で考えたものを実際に形にしていくので大変でした。けれど、作っていくのは楽しいし、できあがったときは本当に嬉しかったです。
(2年在学時の声)
建物が人に与える影響は大きいはず。だからこそ住人に安らぎを与え、住人のコミュニケーションを豊にするような家を設計したくてこの学科を選びました。授業では、「緑と光があふれる家」をテーマに、どの部屋からも庭が見える窓の多さと、窓の形を揃えて外観も美しく、にこだわった家を設計し、模型も作りました。
(2年在学時の声)
インテリアコースには、実社会で働いておられる方が非常勤講師として教えに来て下さっている先生も多く、実際の社会での現場の話が聞けて、大変参考になります。
(2年在学時の声)
私の家にもパソコンはありますが、大学のコンピュータはグラフィックスにも強く、CADや画像処理などの高価なソフトも入っていて、スゴイと思っています。使いこなすのは大変だけど、頑張って勉強しようと思っています。
(2年在学時の声)
昨年受けた住宅設計の授業では、「将来はこんな家に住みたい」という夢を、50分の1の大きさで実現させました。どんな人物が住むのかをまず考え、図面を作ります。私は、夫婦と娘2人の4人家族を想定し、家族みんなで食事ができるキッチンを中心に設計しました。できるだけ間仕切りを減らし、限られた敷地で広く感じさせる工夫も設計に盛り込みました。できた図面をもとに、厚紙でミニチュアを作りました。
(2年在学時の声)
アパレルを学びたくて短大に入学しました。服はデザインが大切だと思っていましたが、素材や品質も大切だと気づき、もっと深く学ぼうと編入することにしました。編入学してからは、学外実習などを通じてアパレルの世界のことを深く知ることができ、繊維製品の品質試験を行う仕事の内定をもらいました。卒業時には、1級テキスタイルアドバイザー の資格取得ができますが、繊維製品品質管理士(TES) の資格取得もめざしています。
(短大アパレルコースから編入学、4年在学時の声)
短大に入学した時から、大学・生活環境学科の建築デザインコースへの編入学を考えており、2年の5月に編入学試験を受験しました。1年生で、日々の授業で努力したことが合格につながりました。編入後は、建築関係の実習が多く、楽しく学んでいます。
(短大インテリアコースから編入学、3年在学時の声)
短大では服飾のことを中心に学んできましたが、インテリアのこともやりたいと思うようになって、生活環境学科に編入学することにしました。衣服の繊維や色は、インテリアの素材にもつながっていますし、自分の幅も広がるのではないかと思っています。
(短大アパレルコース2年在学時の声)
短大で学ぶうちに、どうしても大学に行きたくなって、担任の先生に相談し、編入学制度を知って生活環境学科を目指すようになりました。編入学試験では短大の成績が重視されるので、制度を知って以来、授業は完全に理解するよう心がけました。そして編入学試験を受験。面接では将来のビジョンを問われましたが、「短大で学ぶうちにアパレル業界に興味を持ち、テキスタイルアドバイザー1級 を目指したくなった」ことをアピールし、合格しました。
(短大アパレルコース2年在学時の声)
大学に編入して一番うれしいことは、以前から興味があった舞台衣装についてを卒業論文でじっくり研究できることです。大好きなミュージカルや演劇のことをもっと勉強し、完成度の高い論文にしたいと思っています。
(大学4年在学時の声)