アメリカ分校・グローバル教育

アメリカ分校で学ぶ

アメリカにある「もう一つのキャンパス」

スポケーンの人々とともに

インタビュー編「学生を支える人たち」

インタビュー編-2「アメリカの家族に見守られて」

アメリカにある、もう一つの武庫川キャンパス。

本学のアメリカ分校は、ワシントン州のスポケーン市にあります。ワシントン州は兵庫県と、スポケーン市は西宮市と姉妹都市提携を結んでおり、それぞれ50年を超える友好の歴史があります。アメリカ分校では、学生たちが生きた英語を学べるよう、様々な留学プログラムを用意しています。

安全な環境で、クオリティの高い教育が受けられます。

アメリカ分校はアメリカのCEA(英語教育認定協会)から、大学レベルの英語教育機関として認定されています。現地の教員はすべて英語を母国語としない人に対する英語指導の国際資格(TESOL)を持ち、武庫川女子大学の学生を30年以上指導してきた実績があります。

留学中、学生はキャンパスの中にある学生寮で安全に過ごせます。アメリカ分校は所在するスポケーン市のコミュニティーと良好な関係を築いていることから、ホームステイの受け入れをはじめ、フィールドワークも活発です。また、近隣の大学との交流も盛んで、学生たちは現地の学生と友情を育み、刺激し合うことで多くのことを学ぶことができます。

実際に海外で生活することで国際感覚を育みながら、12~24人の少人数クラスで、アメリカ人教員から学ぶ。

少人数教育の効果的な授業で英語力を伸ばす。
グローバル社会で通用する英語力を身に付けるため、アメリカ分校での授業はすべて英語で行います。学習の効果を上げるため語学科目は12人程度、講義科目は24人程度の少人数編成を採用しています。指導に当たるアメリカ人教員は、TESOLという英語教育の資格を持ったプロフェッショナル。各授業は90分、クラスは学生のレベル別に編成され、クラスに合わせた指導・評価を行っているので、無理なく英語力を向上させることができます。
現地スタッフとRA(レジデント アシスタント)が様々な面から学生をサポ−ト。
留学中はキャンパス内の学生寮で生活し、経験豊かな現地スタッフが様々な面から学生をサポート。滞在中の食事は現地スタッフが味付けに工夫した栄養満点の料理で、朝昼晩の3食とも用意します。寮ではスポケーンの諸大学から推薦を受けたアメリカ人女子大生(RA)が共に生活。本学の学生10〜12人に1人のRAがつき、毎週月曜から木曜のチュートリアルの時間にはゲームや宿題のサポート、悩みの相談、食堂では一緒に食事をして交流するなど、同世代の友人として様々な形で学生の生活全般をサポートします。
ホームステイも体験。
滞在中に一度、1泊2日または2泊3日のウィークエンド・ホームステイがあります。ホストファミリーは受け入れのベテラン。ピクニックや買い物、スポーツ観戦など、一日の過ごし方は各家庭で様々です。料理の得意な学生は、日本の家庭料理を披露することも。
ホームステイ後に休日や祝日の食事に招待され、一緒に過ごすこともあります。こうしたアメリカ人家庭での触れ合いを通して、アメリカの生活・習慣への理解を深めます。

アメリカ分校の地域交流

アメリカ分校は、本学学生がアメリカ文化を学ぶ場所であると同時に、スポケーン市民にとっても日本文化に触れる場となっています。4か月の留学期間に学生たちはイベントに参加して日本文化を紹介したり、学校を訪問して交流したり、施設などを訪れてアンサンブルを披露したり、ボランティア活動に参加したりしています。

アメリカ分校開学と同時にキャンパス内に設けられた「日本文化センター」には、日本文化を紹介する展示品や資料をそろえ、市民に公開。ひな祭りや文化教室といったイベントを開催、留学生のボランティア活動を支援するなど、地元の方々が日本文化を体験できる機会を積極的に提供しています。こうしたアメリカ分校の活動は、多くのスポケーン市民の理解と協力に支えられています。毎年、アメリカ分校に留学している本学の学生をホストファミリーとしてボランティアで受け入れてくださっています。中には、アメリカ分校の開学初期の頃から毎年、ホストファミリーになっている家族もあります。地元の方からも「アメリカ分校はスポケーンの宝」と評価されるほど、アメリカ分校の教育・文化交流活動は地元の大きな信頼を得ています。

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