＜武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載＞

　　兵庫県阪神南県民センターが、地域の魅力を広く知ってもらえるように、明治末期から昭和初期にかけて地域に花開いた「阪神間モダニズム」の魅力を紹介する動画を制作しました。
　動画は12月28日、配信を開始しました。監修は生活環境学科の三宅正弘准教授が担当し、武庫川女子大学甲子園会館（旧・甲子園ホテル）などの建築を軸に、阪神間モダニズムを育んだ自然環境や外国人との交流、人々のライフスタイル等、5つのテーマで紹介しています。
　「vol.１」から「vol.5」を通して、三宅准教授が語り部となって解説をしています。

　動画の構成は以下のとおりです。

【vol.1】　100年前　芦屋・西宮は一大ビーチリゾートだった　 （2分35秒）

【vol.2】　海岸リゾートに集まったロシア人の音楽家たち　（2分47秒）

【vol.3】　ライフスタイルが生み出したモダニズム建築　（4分33秒）

【vol.4】　赤い屋根に白い砂の世界　（4分31秒）

【vol.5】　阪神間から世界へ発信される芸術と文化　　（2分17秒）

　三宅准教授は、若い世代の方々が『阪神間』という言葉さえも忘れられていることから、今年から『阪神間文化論』という講義もスタートさせ、阪神間モダニズムの継承に力を入れており、「多くの人に阪神間モダニズムについて知ってもらい、その魅力を伝える際に利用していただければ。動画にはインスタに向く画像が続々と登場します。ぜひ、訪ね歩いていただき、阪神間の風景をインスタに」と話しています。

＜武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載＞

　新校舎「生活環境４号館（仮称）」の地鎮祭が１２月４日、建設予定地（西宮市笠屋町）で行われ、関係者約３０人が参加しました。
　新校舎は地下１階、地上５階建ての鉄筋コンクリート造で、生活環境１号館別館の南側に建設されます＝写真左側の建物＝。教育・研究活動の見える化と発信力の強化、対話と交流の誘発などをコンセプトに建てられ、制作・製図室やプロダクトデザイン実習室、プレゼンテーションルームなどが設置されます。
　今月中旬から着工し、2022年１月の完成を目指しています。

※生活環境学科・生活造形学科の施設として、これまで活用してきた生活環境１号館、生活環境１号館別館に加え、新たに生活環境４号館(仮称)が建設されます。またそれに伴い、既存の施設の改修も予定されています。
　生活環境学科では、2019年度入学生から、これまで３コースだったものを６コー スに拡充しましたが、様々な実習室や学生の居場所となるスペースができ、より 充実した学びができるようになると期待しています。

＜武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載＞

　生活環境学科・生活造形学科の学生9人が、２０１９年度第３７回インテリアコーディネーター資格試験に合格しました。
　本試験はインテリアコーディネーターに求められる専門知識を幅広く問われる試験で、一次試験（学科科目）と二次試験（論文・プレゼンテーション科目）があります。今回全体の受験者で一次・二次試験を突破した合格者は１，８９６人（合格率２５．１％）、そのうち24歳以下の合格者は全体の17.9％という結果です。

　合格した学生は、「対策講座は1次も2次も受けて良かったと思いました。毎回小テストを実施してくれたおかげで、範囲を絞って計画的に学習できたと思います。2次試験対策では、自分では合ってるかどうかわからないことを、添削を通して細かく教えて頂けたのが合格につながったと思います。就職活動で、この資格を取るために勉強して得た知識を存分に発揮できる様に、習った内容を忘れてしまわないように勉強していきたいです」「対策講座で確認テストを実施してもらえたことで、継続して勉強ができて良かったです」「授業前後や通学電車内でスキマの時間をみつけて予習・復習するように心がけていました。一次試験は内容が幅広く大変ですが、普段の生活や学科の授業内容と関連づけて覚えるようにしていました。二次試験は実務に近い形式で、問題をこなすのが楽しく、たくさん過去問・予想問に挑戦しました。多くの問題をこなすことは、試験本番への不安解消に繋がったと思います」と話しています。

合格者は以下の通り（2020年3月の所属学年）
生活環境学科
【生活デザインコース】
　２年／津田安由美、中間有砂、林 みか
　３年／高橋佳澄
【建築デザインコース】
　３年／ 井上麗、垣内朋実、川辺梨紗子
短期大学部 生活造形学科
【インテリアコース】
　２年／ 中嶋玲、彌永美理