2022
第16回インテリアプランコンテストで生活環境学科3年生の内藤七海さんが優秀賞を受賞しました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
近畿エリアの学生を対象に行われる第16回インテリアプランコンテスト(松本空間工房主催)で2月22日、生活環境学科建築デザインコース3年生(岩田ゼミ)の内藤七海さんが優秀賞を受賞しました。
受賞作品は「収納と回遊動線の家」。モノが多い人向けのマンションの一室として、収納と動線を意識した住環境を提案しました。居住者を「登山を楽しむ人」と想定。登山道具を収容しやすいよう、玄関に土間のスペースを広くとり、風通しの良い収納スペースを確保。回廊型の廊下はクローゼットを兼ね、リビングと土間、それぞれに通じる2つの動線を創りました。
(写真は松本空間工房HPより)
生活環境学科水野ゼミの学生が小豆島土庄町で卒業研究報告会を行いました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
生活環境学科水野ゼミの4年生の3人が、包括連携協定を締結する小豆島土庄町において2022年度の卒業研究に取り組みました。
その成果の報告会を3月16日(木)に土庄町役場にて実施しました。
佐野可奈子さんは、小豆島中央高校で実施されている地域学習「櫂風(かいふう)」※について、高校生へのアンケート調査や高校の先生、土庄町役場へのヒアリング調査などから、それぞれの求める地域学習のあり方を明らかにし、小豆島における今後の地域学習の方向性について考察しました。
中谷理紗子さんは、これまで小豆島において動向が把握されていなかった「日帰り観光客」に着目し、港や主要な観光地での118組263人への街頭インタビュー調査より、「日帰り観光客」の動向やニーズを明らかにし、今後の観光施策についての提言を行いました。
小崎百葉さんは、移住者が増加する小豆島で多く立地する「カフェ」に着目し、土庄町役場や移住支援をおこなうNPO法人、カフェオーナーへのヒアリング調査から、島内のカフェに移住者が開業したものが一定数みられることや、移住希望者がカフェ等で情報収集やさまざまな交流をおこなう実態から、移住希望者にとって、公的な移住支援窓口に加えて「カフェ」が重要な役割を担っているという考察を行いました。
報告会には、協力してくれた人たちも参加し、研究結果についての活発な意見交換が行われました。
※小豆島を教材に社会に漕ぎ出すための総合的な探求の時間(小豆島中央高校HPより)
インテリアコーディネーター資格試験に、 生活環境学科の学生8人・短大生活造形学科の学生2人が合格しました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
生活環境学科の学生8人・短大生活造形学科の学生2人が、2022年度のインテリアコーディネーター資格試験に合格しました。
快適な住まい空間のための専門知識を幅広く問われる試験で、一次試験(学科科目)と二次試験(論文・プレゼンテーション科目)があります。今回の合格者は2,193人で合格率は24.5%という狭き門でした。
合格者は次の通りです。(2022年3月の所属学年)
生活環境学科
生活デザインコース3年 沖中愛里さん、由留木夏音さん
環境デザインコース3年 奈須美和さん、福本歩美さん
建築デザインコース3年 平岡海美さん、小栗聡美さん 他
短大生活造形学科
インテリアコース2年 濵田 玲奈さん 他
沖中さんは資格取得のきっかけについて、「元々、インテリアや空間デザインが掲載された雑誌が好きで、インテリアコーディネーターの資格に興味を持っていました。実際に店舗デザインの提案をする授業を履修し、挑戦してみようと思いました」と話し、勉強方法の一つとして「中央図書館には過去問がおいてあるので、おすすめです」と合格の秘訣を明かしてくれました。
また、合格者の10人は、本学のインテリアコーディネーター試験対策講座を受講しており、由留木さんは「出題範囲が広い中、講座ではポイントとなる部分を分かりやすく学べました」と話しました。
小栗さんは資格取得を目指す後輩たちに向けて、「学業との両立や予習復習をすることは大変ですが、合格の喜びをぜひ体験してほしいです。自分に合った勉強法を見つけて頑張ってくださいね」とエールを送りました。
生活環境学科の学生4人が、二級建築士試験に合格しました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
生活環境学科の学生4人が、2022年度の二級建築士試験に合格しました。住宅及び一定規模までの建築を設計する際に必要な国家資格で、合格率は25.0%(2022年度)という難関です。
合格者は次のとおり。
建築デザインコース3年 笠村菜々子さん、中川愛那さん
まちづくりコース4年 小崎百葉さん、同3年 岩井愛咲希さん
笠村さんは資格取得の経緯について「高校生のとき、将来建築業界に携わるには必要な資格だと思い、本学では短大からの編入により在学中に取得できることを知り、進路を決めた」と話しています。また4人とも本学の二級建築士資格対策講座を受講しており、中川さんは「独学では学ぶことができない内容もあったので、理解しやすくて良かった」と話し、岩井さんは在学中に講座を受けるメリットについて「武庫女の講座からだと少し安く資格学校に通えた」と話しました。
小崎さんは建築士を目指す後輩たちに向けて「課題やアルバイトとの両立は大変だと思いますが、日々の積み重ねは本当に大切なことだなと実感しました。集中が続かない時は1日1ページでも良いので、コツコツと資格取得に向き合ってみて欲しいです。辛いときは周りに仲間がいるので、皆で共有すると、その辛さも楽しみに変わります。絶対に合格できるので、頑張ってください!」とエールを送りました。
生活環境学科まちづくりコースの学生が香川県土庄町のまちづくり提案を行いました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
生活環境学科まちづくりコース2年生・3年生の学生が「フィールドデザイン特別演習」(担当教員:水野優子准教授・鎌田誠史准教授・伊丹康二准教授・北原摩留准教授)の授業で、地域の課題や魅力を調査・分析し、課題解決や豊かな暮らしにつながる企画・提案を行いました。
本演習は、大学と包括連携協定を締結する香川県の小豆島にある土庄町の協力のもと、実施している集中講義で、今年で3年目の開講となります。昨年、一昨年は新型コロナ感染拡大の状況を受けオンラインのみで行いましたが、今年度は現地での宿泊を伴うフィールドワークも含めて実施することができました。
フィールドワークでは、地域の課題や魅力を把握するために、農業や生産業、観光業に携わる方々や、集落の拠点づくりや伝統文化の継承に取り組む住民を対象としてヒアリング調査を3日間かけて実施しました。学生は調査結果をもとに、交通問題の解決や仕事の創出、島内外の交流の促進などのまちづくり提案を行いました。
2月22日の授業最終回の講評会では、オンラインで土庄町役場の職員や役場をサポートするNPO法人トティエの方々、ヒアリングに協力いただいた方に向けて、各自のまちづくり提案をプレゼンテーションしました。学生の提案を聴いた参加者の間では、活発な意見交換が取り交わされました。
生活環境学科で日本の伝統工芸や伝統技術の魅力と新企画を発表する模擬展示発表会を開催しました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
生活環境学科で「被服学総合演習Ⅰ」を受講している2年生がこのほど、日本の伝統工芸や伝統技術の魅力について、新企画を発表する模擬展示発表会を開催しました。
この授業は、日本の繊維・アパレル産業について過去を知り、現在を学び、未来を考える演習です。学生たちは繊維が関連する日本の伝統工芸や技術、地域の特産品について各自でテーマを設定。手法だけでなく作り手の想いと魅力にも着目し、より多くの人に魅力を伝えるための新しい企画を考えました。
発表は展示会形式で実施。学生間での情報共有や意見交換、当日参加した教員にも紹介と提案を説明し質問にも答えながら、自分達が感じた伝統工芸や技術の魅力と新しい試みについてアピールしました。
演習では、奈良の地場産業である蚊帳の素材など、日本の伝統美と精神性を継承する商品を販売し、余り布のアップサイクルにも取り組んでいる「井上企画・幡」の代表取締役・林田千華氏が講演。展示発表会では、林田氏から学生へ助言もありました。
学生からは「自分が知らないだけで魅力ある伝統工芸品が多く存在することを知った」「敷居の高いもの、高級品、昔のものというイメージを持っていたが、実際に知ることで伝統工芸や技術などの可能性の高さに気づいた」「今回の展示発表の中には実際に欲しいなと思う物もいくつかあったので、今の時代に合わせた加工を施すと現代にも十分通じるものだということが分かった」などの声が聞かれ、日本の伝統工芸や技術の魅力とこれからの日本の強みに気づく機会になりました。
生活環境学科4年生の卒業研究発表会と卒業研究展を開催しました。
生活環境学科4年生の必修授業である「卒業研究」をプレゼンテーション発表する卒業研究発表会と,卒業研究の成果をポスターや作品等で学舎内に展示する卒業研究展が開催されました。
卒業研究発表会は2023年2月1日,2日,3日の3日間にわたり,3つの発表会場に分かれて行われました。3年生以下の学生たちも対面参加およびリモート中継によるハイブリッドの形式で視聴しました。
卒業研究展は2023年1月30日から2月3日までの5日間にわたり,生活環境1号館と2号館の様々な場所で展示が行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため学生とご家族の皆様、教職員など関係者限定の公開となりましたが,卒業研究展のページに多くの写真を掲載しましたので,どうぞご高覧ください。
武庫川団地のシンボル「赤胴車」で、生活環境学科の学生たちがワークショップを行いました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
武庫川団地の「赤胴車広場」で2日、生活環境学科まちづくりコースの授業「フィールドデザイン演習Ⅲ」を履修する3,4年生8人がランプシェードを作るワークショップ「赤胴車灯工房」を開催しました。9日にも開催します。
阪神電鉄とUR都市機構等が協力して開催する「赤胴車マルシェ」(7月9日 主催 日本総合住生活株式会社)の関連イベント。「赤胴車灯工房」は球形とテント型の2種のランプシェードを作るワークショップです。2日、9日の両日で作成したランプシェードは9日夜のイベント「ナイトピクニック」で赤胴車の車内や広場に飾り付け、電池式のキャンドルをともします。
ワークショップは小学生以上を対象に参加を呼び掛け、全6回がすべて予想を上回る人気ぶり。2日は親子や家族連れが参加しました。球形のランプシェードは、膨らませた風船に麻縄を巻き付けてのりで固め、固まったら風船を抜いて仕上げます。参加者は学生の指導を受けながら巻き方を工夫したり、親子で協力してのりを塗ったり。母親と来ていた西宮市の中学2年生は「巻くのが難しかったけど、意外にきれいにできてうれしい。来週も来て灯りをともすのが楽しみです」と話していました。
フィールドデザイン演習はフィールドワークを通して地域の課題解決や魅力創出につながる企画を提案する実践型の授業です。今回、学生たちは阪神電鉄とUR都市機構の協力を得て、武庫川団地をフィールドに調査を実施。長く地域の足として活躍した阪神武庫川線の「赤胴車」の車両が武庫川団地の広場に設置され、地域のコミュニケーションスペースとしてオープンして7月で1年になることから、「武庫川団地及び赤胴車の活性化」をテーマに据え、高齢化やコロナ禍等の影響で地域の交流が減っている現状の課題解決を目指しました。
学生たちは「住民同士が戸外で交流する」ことを軸にイベント案を検討。大人も楽しめるよう、灯りをともして楽しむ夜のイベントと、ランプシェードを手作りするワークショップを組み合わせました。材料をそろえるなど準備を進め、Instagramで情報を随時発信。会場では両日とも、最近注目されているフィンランド発祥のスポーツ「モルック」も同時開催します。
生活環境学科4年の占野早苗さんは「武庫川団地は緑が多くて散歩したり、公園で遊んだりできる場所が多く、魅力がいっぱい。ワークショップやモルックを通して地域の人たちが交流し、団地の魅力を再確認する機会になれば。たくさんの人が関心をもってくれてうれしい」と話しています。
生活環境学科の岩田章吾教授が大阪府建築士会の建築人賞を受賞しました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
生活環境学科の岩田章吾教授が設計した住宅「印南の廻廊」が、公益社団法人大阪府建築士会の第14回建築人賞を受賞。5月18日に大阪市内で授賞式が行われました。「印南の廻楼」は、岩田教授が依頼を受けて設計した和歌山県印南町の週末住宅です。「受賞は理解あるクライアントと出会えたおかげです」と言う岩田教授に作品にかけた思いを聞きました。
「高齢の父親のために週末を家族で過ごせる家を建てたい」。
一級建築設計事務所を開設し、住宅や学校、施設等の設計を得意とする岩田教授がそんな依頼を受けたのは数年前。クライアントの父親の故郷である和歌山県印南町で、土地探しからスタートしました。海に面した絶好のロケーションを得て、設計、施工に取り組み、昨年8月に竣工しました。
建物はコンクリート造と木造の混構造の平屋。台風や塩害に備え、屋根はチタン合金です。「廻楼」の名の通り、四方に部屋を配置して中庭を廊下が取り巻きます。部屋は両親とその息子夫婦、孫の3世代が過ごせる個室を備えています。最大の魅力は海に面したリビングからの眺め。冬至の日の入りと夏至の日の出に家の軸線を合わせており、冬至には、リビングから海に沈む夕日を真正面に眺められます。「冬至の日の入りのころ、家全体が真っ赤に染まります。その日には親子3代が集って特別な一日を過ごしてほしい。夏至の日の出と冬至の日の入りの軸にめぐる生命の物語を込めました」と岩田教授。
建築人賞は大阪府建築士会の月刊会報誌「建築人」に掲載された作品の中から機能性、社会性、デザイン性、先進性などにおいて優れた作品を表彰する賞で、年間に掲載された作品のトップに立つものです。建築人賞のほか、奨励賞、佳作が選ばれ、昨年の第13回は建築人賞奨励賞に武庫川女子大学のカヌー部部室棟が選ばれています。
岩田教授は国内外で活躍するとともに2012年から武庫川女子大学で教鞭をとっています。今回の受賞を「素晴らしいロケーションで自由に設計できるやりがいとともに、建築家として優れた作品を作らなければというプレッシャーがありましたが、受賞をクライアントが喜んでくれたことが何よりうれしい」と喜びます。生活環境学科では建築設計を指導しており、「モノづくりの大変さと楽しさを自分の経験を通して学生に伝えていきたい。これからも人の心に感動を与える建物を作っていきます」と話しています。
生活環境学部 水野優子准教授、伊丹康二准教授の共著書『鉄道と郊外』が、国際交通安全学会賞(著作部門)を受賞しました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
生活環境学部生活環境学科の水野優子准教授、伊丹康二准教授が共著として執筆した『鉄道と郊外』(鹿島出版会,2021.8)が、公益財団法人 国際交通安全学会賞(著作部門)を受賞しました。国際交通安全学会賞は理想的な交通社会の実現に寄与することを目的に、1974年に制定され、業績部門、著作部門、論文部門のそれぞれで年1回、交通に関わる優れた研究や活動を表彰しています。著作部門は、過去2年間に初版として刊行された著作・出版物(翻訳書を除く)の中から選考。「鉄道と郊外」は「(鉄道)沿線マネジメントは、いずれの事業者にも例外なく該当する提言であり、民間事業者たる鉄道事業者の今後の方向を示した」ことが評価されました。
インテリアコーディネーター資格試験に、生活環境学科の学生8人が合格しました。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>
2021年度第39回インテリアコーディネーター資格試験の結果が3月発表され、生活環境学科の学生8人が合格しました。快適な住まい空間のための専門知識を幅広く問われる試験で、一次試験(学科科目)と二次試験(論文・プレゼンテーション科目)があります。第39回の合格者は2,334人で合格率は23.5%という狭き門でした。合格した学生は、「毎日勉強を続けたことが合格につながった」「努力が成果として表れ、自信を持つことができた」「キャリアの選択肢が広がった」と話しています。
合格者は次の通り(2022年3月の所属学年)
生活環境学科
1年/ 老松優有さん
【生活デザインコース】
4年/ 松永迪子さん
【環境デザインコース】
3年/ 伊藤優里さん
【建築デザインコース】
3年/ 板倉実秋さん、細川若葉さん
4年/ 下出真由さん、進藤絢香さん、藤井彩加さん
三宅正弘准教授とゼミ生によるYouTube動画が公開されています。
<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 にも詳報があります>
本学科の三宅正弘准教授が兵庫県の企画でゼミの学生と作ったYouTubeの動画が1日で1万3千回も再生され,好評を博しています。
三宅准教授のゼミ生でありポップアップアーティストとして全国で個展を続けている宮腰マリヤさんの主演で,阪神間が生んだ天才音楽家の貴志康一と大澤壽人を甲子園会館を舞台にして紹介する作品です。ぜひご覧ください。